1巻の制作裏話のところに、連載開始前に、どっちを主人公にするかで迷ってたって書いてあります。
紬の設定が決め手になったそうです。
少女漫画らしい純真無垢な女の子ではなくて、見た目は地味なのに一筋縄ではいかない子だったからww
ここからは煩悩パズル全8巻のネタバレを含む感想です
川上ちひろさんは、奔放な恋愛を描くのが好きなのでしょうか(汗)
昨今の少女漫画、特に主人公が高校生の漫画に多いのが、「奥手」だということ。
手をつなぐまでが、相当なハードル。
もしくは、名前を呼び捨てにするだけでも、あわあわ。
奥手な2人が、爽やかに初々しく育んでいくストーリーをよく読みます。
だから、煩悩パズルはとても衝撃的w
名前を呼び捨てにする程度で、あわあわしている漫画は生ぬるい!
そういう心境だと非常に楽しめる漫画となっています。
でもそうじゃない場合は・・・
読んでいられなくなる可能性大。
ちなみに私は、それなりに楽しむことが出来ましたww
さらっと内容について。
紬の元カレの龍弥は、るなという彼女がいても、紬にちょっかいを出していました。
ところが、真大を好きになったことで、ちょっと性格が良くなったみたいで、るなときちんと向き合います。
これまで、泣いてすがっていたるな。
龍弥に完全に振られてしまったけれど、るなにもきっと救済措置があるに違いない!
そう思って、最終巻を読んでたのですが・・・。
るなには特に何も無かったですw
龍弥は、真大といい感じになったというのに。
るな・・・不憫です・・・
紬と立獅は、遠距離恋愛をすることになります。
煩悩パズル全8巻の結末のネタバレと感想
「いつかおまえごとさらっていくから覚悟しとけよ?」って立獅が言って、本編が終わりまして。
番外編では髪が伸びて大人っぽくなった紬が、立獅に会いに東京へ行きます。
立獅は寂しいがっていますが、紬は余裕。
残り3年8ヶ月だし、遠距離恋愛は遠距離恋愛で楽しいって言ったりしてて。
だけど、帰りのバスでは泣きたくなったりするんだろうなってことで、番外編終わり。
煩悩パズルのプロローグも、最終巻に収録されてます。
これは、「後にも先にもキミだけ」にも収録されてた話です。
同じ話が収録されてたので、ちょっとビックリしました。
そういうケースもあるんですね~。
というわけで、『後にも先にもキミだけ』と『煩悩パズル』を読み終えましたけども。
最新作の『放課後トキシック』が出ています。
こちらの方も、奔放な恋愛模様が描かれているようです。
読んでみようかスルーしようか、迷ってますww