こんなにも強烈にこの先の展開を気にさせるなんて!
にくい1話ですね~w
仕掛ける側の主人公、いい!!
ここからはどうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます1話のあらすじや結末のネタバレを含む感想です
1話って主人公が家の事情を背負わされて・・・っていう場合が多いです。
過酷な状況が待っているだろうけれど、家のために頑張る、前向きな主人公、みたいな。
ところが、この話は違ってまして。
それは、もう漫画のタイトルに示されています。
「どうせ」ってついてますし、好きにするって言ってますしw
1ページ目にしっかりと、王子が大好きであることと、一瞬で恋に落ちたことと、かわいい表情で王子を見つめている様子が描かれています。
かわいい!
そんな表情をしていたアニエスなのに、大きくなった今、王子を見つめるアニエスの横顔は・・・
冷ややか。
あきらめたように目を伏せ、微笑んでいる表情もあって。
お茶を飲み、カップを置いた後のアニエスの表情は・・・
え!?
急に凛々しくなった!?
顔を上げ、リュシリュールに2人きりで過ごす時間がほしいと言っている時は、眉毛をハの字にして、こびるような微笑みに。
リュシリュールがリーリエを引き寄せて甘い空気を出してる様子を、見ているアニエスは真っ黒な目をしています。
その下のコマでは、リーリエが・・・
すごい表情!
リーリエの性格が一発で分かる顔してますね~w
こんな表情をする一面を持ってる人を、リュシリュールは選んだ!?
リュシリュールの前では可憐な態度で、アニエスには勝ち誇った顔で。
リュシリュールの様子を見ていると、そういうのは見破れそうな雰囲気がしますけど。
リュシリュールは、アニエスが2人きりになりたいって言ったのを、突っぱねないんですよね~。
もうお前に用はないって冷たく切り捨てるのが、異世界モノのこういうシーンで多いはずなのに。
リュシリュールの方にもアニエスに時間を取る何かがありそうな感じ。
2人きりになり、アニエスが動き出しました。
主人公がこういう動きをするのって、めちゃくちゃめずらしい!!
アニエスがリュシリュールをお姫様抱っこしてますよw
押し倒すのが、アニエスの方っていう(ニヤニヤ)
リュシリュールの顔が真っ赤になってます。
興味深い展開!
どうやら、一線を越えたようです。
バラが6個描かれて、花びらが2枚散っていたので。
これはそういう意味でしょう。
花びらが散っていくのは、女性側が男性に無理やり・・っていう表現に使われることが多いと思いますが。
リュシリュールもアニエスによって、散らされた、とww
このシーンの中で、ちょこちょことアニエスのリュシリュールへの想いが伝わってくる表情が出てきます。
リュシリュールの姿に高ぶっているところ、リュシリュールの見たこと無い表情を愛しそうに見下ろしているところ、虚しさに包まれている表情、心が苦しくて泣いているところ。
それらを見ていると、大好きな人がいるっていう冒頭のシーンが思い浮かび、切なくなりました。
ここの詳しいシーンが単行本の1話にはあるんですよ(むふふふふ)
やることをやってアニエスが去っていく時にモノローグで、王子様への恋はこれで終わった、と。
そうか~。切ない!
アニエスがリュシリュールを出し抜けたことに満足げですけど、本当に?
そう思わなくちゃやってられないからじゃなくて?
狙いがしっかりあるのかな?
疑問が膨らんだところで、アニエスとアニエスのお父さんとの会話でビックリ。
どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます1話の感想や結末のネタバレが続きます
予定通り!?
えー!?そうなの!?
アニエスは、お父さんと家のために立ち回っているそうで。
どんでん返しはまだ終わらず。
最後のページ。
リュシリュールが拳を握りしめている!?
してやられたって思うんじゃなく?
どうしようって焦るでもなく?
静かな空気なのも不思議です。
怒りじゃなさそう。
何か、こうしようって覚悟を決めたような・・・
この先の展開が楽しみです!
>>どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます1巻2話の感想