何度も別れそうになる2人ですが。
そのたびに、『どうせもう逃げられない』というこの漫画のタイトルを思い出しましたww
逃げられないんだから、別れるハズ無い。
絶対、ハッピーエンドになる!
そう思いながら読んでました。
ここからはどうせもう逃げられない全10巻のネタバレを含む感想です
1巻を読んだ時点では、こんなややこしい話になるとは思わずww
読み進めていく内に、ダークになっていきました。
なほと向坂の心が近づいたと思ったら、また離れて。
離れたと思ったら、向坂が手を伸ばして。
近づいたと思ったら、離れて。
「向坂、コノヤロー」と私の頭の中でビートたけしのモノマネが始まりました。(ウソですww)
向坂からもらったものを大事に身に着けているなほがいじらしくてかわいい。
向坂にフラレてしまったなほは髪をバッサリ切ります。
ボブです。
それが巻数を重ねるごとに伸びていってます。
全10巻を一気に読んだので、漫画の中では何年経過しているのか分かりませんw
8巻のおまけページで、なほのイラストの横に「ごめんね、27才になっちゃったね」と書かれています。
それと、向坂のイラストの横には「30才過ぎちゃった!?」と書いてあります。
その時の向坂は怒っていて、右手にオノを持っていますwww
最終巻のところには、「最終回で、ちょうど丸4年でした」とあります。
漫画の中の時間の経過と現実での時間の経過が同じってことなんでしょうね。
登場人物たちは、きちんと年齢を重ねていた、と。
向坂となほの、くっつきそうでくっつかない関係が、何年も続いてたってのが改めてすごい。
その間、なほが向坂を一途に思い続けたから、離れずに済んだ。
向坂はなほを大事にしなきゃダメですね。
重い過去を乗り越え、2人は結婚式を挙げます。
そして、悠太という子供が生まれ、我が子を抱きしめるなほの姿を見て、涙を浮かべる向坂の笑顔で、めでたしめでたし。
どうせもう逃げられない全10巻の感想とネタバレはここまで
途中で、暗くて重い気持ちになってしまったのですが。
最終的に、幸せになって良かったです。
やっぱり10巻もあるんで、ハッピーエンドにしてくれなきゃ、立ち直れませんw
しかしながら、ここまでハッピーエンドになるとは。
「このまま2人は仲良くお付き合いを続けていくのでした~終わり」じゃなくて、結婚して、子供まで生まれるっていうw
ほんとに、『どうせもう逃げられない』です。
結婚と、子供っていうゴールイン決めちゃってますから。