今回は読むっていうより見てましたw
いや、読んだんですけどね。
見惚れるシーンの連続で、漫画鑑賞って感じでした。
ここからは拾われリリーは甘い嘘にほだされる最新刊のあらすじや結末のネタバレを含む感想です
最初は甘々なシーンをワクワクしながら読んでました。
クリスの溺愛っぷりにニヤニヤしていたんですが・・・
TL的仲良しこよしのシーンになった時に、おやおや!?と。
めちゃくちゃ見応えがあったんですよ!
2人をそういう様子を、いろんなアングルで描かれてまして。
すごいな!とビックリしまくり。
絵がうまいってこういう事を言うんだって思いながら見入ってました。
文章で表現するのが難しいんですが、リリーを下の方向から見た角度とか。
2人がくっついていろいろな行為をしていて、それを描くのも難しいのに、それを複雑な角度で描かれてるんですよ。
そうなってくると、たぶん足とか手とか、それに対する顔の大きさとか、バランスがとんでもなく難しくなると思うんですけど・・・
まったく崩れていなくて、美しい。
私は絵が描けないので、絵に関する詳しいことは全く分からないんですが、めちゃくちゃ高度な角度を描いているのを感じます。
あまりにもすごい表現力なので、美術館で絵を鑑賞しているかのように、じっくりと味わってしまいました。
絵がうまいってかっこいい男性を描けたりかわいい女の子が描けることかと思ってたんですけど、そんなもんじゃかった!
複雑な動きをしている上に難しい角度からでも、まったくバランスを崩すことなく描ききってしまえる。
自由自在。
こんなにも描く力を持っていたら、絵を描くのが楽しいだろうな~と、うらやましく感じました。
もはや漫画の感想じゃなくなってますがw
あまりにもすごかったので。
そして、TL的なシーンだけじゃなく、少女漫画的なロマンチックなシーンも見事でして。
うわ~!と、その美しさと空気感に圧倒されたのが、8話の表紙。
白黒なのにも関わらず、月の光の明るさを感じる。
星のキラキラ。
リリーのヒラヒラしたスカート、流れる髪が雰囲気を出しています。
そんでもって、リリーの足!
この足の様子も、このシーンにロマンスをプラスしています。
クリスへの気持ちを感じます(ニヤニヤ)
とんでもなく素敵なイラスト!!
ストーリーの方ですが、クリスの複雑な家族関係について、明かされました。
お父さんは先代のおかげで姉の結婚費用と妹の治療費を捻出することが出来たから恩があるって言ってまして。
相応の爵位と財産を遺してくれてるから十分だと思ってるんですよ。
後継者は自分だ!って欲が出てくるのが普通なのにそうはならず、姉と妹思いの性格が変わることなく今もいて。
そんでもって息子2人も、欲に目がくらんだりしてない!
拾われリリーは甘い嘘にほだされる最新刊の感想や結末のネタバレが続きます
なんという人格者3人なんだ!!
そのせいで逆に揉め事になってしまっているというw
人格者しかいないので、みんなクリスの幸せを願っています。
だから、穏便に解決に向かっていった・・と思ったら。
クリスの祖母、いやお母さんの登場ですw
ここで2巻終わり。
巻末のブランコでのシーンが衝撃!
特に、ぬこっぬこっていうやつが(むふふふ)
続きが楽しみです。