元気ハツラツとしていて、見ていて楽しい気持ちになりました。
逃げてもクラークにつかまっていて、かわいそうなような・・・そうでもないようなw
1巻の最後の方では、ほだされそうになってますし(ニヤニヤ)
ここからは妃教育から逃げたい私1巻のあらすじや結末のネタバレを含む感想です
ぐわっと心を掴まれたのは、馬車の中から身を乗り出してクラークに今までの感謝を伝えているコマを見た時ですw
清々しい笑顔で、クラークの手を両手で握り、嫌味でもなんでも無いセリフ。
そして大きく手を振りながら、もう令嬢の小さな手の振り方もしなくていいから幸せだというモノローグに、そっと絵が添えられてまして。
最高ですww
領地で魚を釣り、手早くさばき、火を起こして焼き魚に。
めちゃくちゃ羽を伸ばしてるって感じで、レティシアを見てるとこっちまで楽しい気分になってきます。
自分らしさ全開のレティシアを、クラークが長い脚で包み込むような位置取り(ニヤニヤ)
ブリアナもレティシアのお兄ちゃんも、みんな自分に正直なところがいいんですよ。
だからって、自分勝手すぎることもなく。
レティシアは本当はこんなに天真爛漫な人なのに、10年間も妃教育を頑張って来ました。
それは、周りのため。
自分のことしか考えてなかったら、とっくに逃げ出していたはず。
そしてクラークの方も、強硬手段に出たわけですが、10年間レティシアにアピールしていた。
ブリアナも、お金が欲しいっていうのを堂々と言っちゃってますし。
レティシアのお兄ちゃんも、妹を道具にしてるってほど冷たくもないですし。
みんながみんな、自分に正直に行動しています。
本当の気持ちを抑え込んで、こじらせたり、歪んでしまったりすることなく。
クラークはレティシアが好きで離れたくなくて、どんなにレティシアに逃げられても、ほがらかなままw
メンタルが強いな!と思いますが、自分なんて・・と卑屈になることなく、好きなんだからしょうがない、やれるだけやってみようっていう前向きな思いを感じます。
だからレティシアを連れ去っても、どこか爽やかさがあるのかなって。
10年間、レティシアとお茶をする時間の中でアピールしてきたんですもんね。
決まり事をちゃんと守って、レティシアと会える時間に精一杯やってきた、と。
それでもダメだったから、やり方を変えなきゃって事で、こういうことになっちゃったんだなって。
レティシアのお兄ちゃんは、自分のことしか考えてないわけじゃなく、レティシアがクラークに迫られて困ってる時に、名前を呼ばないっていう脅し文句をアドバイス。
これがクラークに効果てきめんw
好きな人に自分の名前を一生呼んでもらえないというのは、大ダメージですね。
その気持ちを、レティシアのお兄ちゃんは知っていた!?
妃教育から逃げたい私1巻の感想や結末のネタバレが続きます
レティシアのお兄ちゃんも誰かを好きになって、好きな人に名前を呼ばれる幸せを味わった事があるってことでしょうか!?(ニヤニヤ)
その幸せを取り上げられる恐怖を、お兄ちゃんが知ってるなんて(ニヤニヤ)
妹が王子と結婚することで王家とのつながりが持てるのを喜んでいるくらいですから、出世や地位や名誉に興味があって、恋愛なんて興味無しな人かなと思ったんですけど。
1巻では、レティシアが何度もクラークから逃げようとしますが、どれも失敗。
レティシアのお兄ちゃんが、レティシアとクラークの間で、これからどう動くのか気になりますww
妹の味方をするのか、クラークの味方をするのか。
2巻に続きます。