弟の恋人と一緒に暮らすという不思議な状況。
そして、表紙からすると、2人はくっつくんだろうなって事は分かるんですが、どうやって?
その道筋が、まったく予想出来ませんでした。
だから、読み進めるうちにグイグイと引き込まれて・・・
すごく心温まる展開で、読後感がめちゃくちゃ良かったです!
ここからはこのうちとまれ最終巻のあらすじや結末のネタバレを含む感想です
ズキューンってなったシーンが2つありまして。
1つは、プロポーズのシーンです。
先に婚姻届があって、小高が由宇子を押し倒してw
その後、由宇子が「あはは」って感じの笑顔で、結婚しようかって言うんです。
このページを見た瞬間に、私の心にブワーっとあたたかいものが広がりました!
そして小高の返事は、当然「うん」なんですけど・・・
号泣w
オレでも結婚できるんだって言ってます。
きっと、結婚してくれる人がいた!という感動で泣いてるんじゃないかと私は思いました。
結婚してもいいよって言ってくれる人、自分の事を結婚相手に選んでくれる人がいなければ結婚って出来ませんからね。
そんでもって、ズキューンってなったシーンのもう1つは・・・
帰り道。
どこかの家からカレーのニオイがしているわけですよ。
夕飯のニオイ。
その出所が・・・自分の家だった!
こんなにも幸せなことってあるんでしょうか!?(感動)
初めて知った、これだ!
こういうのが幸せだ!!
幸せな瞬間っていろいろあると思うんですけど。
このシーンを見て、衝撃が走りました。
これが一番ぶっちぎりで幸せな瞬間だ!って。
まいっちゃいましたよ。
読後、幸せな余韻に浸っていました~。
こういうのがあるから、漫画を読むのがやめられない!ww
2人が結婚する事になった時に、頭の中に『かわいすぎる男子がお家で待っています』が浮かびました。
恋愛が土台にあって、恋愛結婚となると、気持ちが冷めた時が夫婦のピンチとなるわけです。
絆とか家族愛とか、そういうものが築けているかどうかが試されるというか。
けれども、恋愛という土台のさらに下にしっかりとした土台、いうなれば、地盤。
友情という地盤の上に恋愛という土台があれば、恋愛が揺るいでしまっても、崩れる事はない!
一生一緒に仲良く暮らしていくっていうのが結婚だから、友情が2人の間にあるっていうのは大切だなって思います。
このうちとまれ最終巻の感想や結末のネタバレが続きます
それでいうと、『踏んだり、蹴ったり、愛したり』も、結婚はしてないですけど、そんな感じ。
溺愛もいいですけど、友情を感じられる男女関係が実は最高なのかも!!
また読み返したいと思います。
1巻にもあった巻末のキャラクター紹介。
2巻では、由宇子の名字が変わってます(ニヤニヤ)
最高!!