読んでいて、あたたかい気持ちになりつつ、ちょっと切なくもありました。
このバランスが最高~w
感情を表したフワフワがかわいいです。
ここからは空気が「読める」新入社員と無愛想な先輩1巻のあらすじや結末のネタバレを含む感想です
空気が読めるという設定で、顔のまわりにフワフワしたものが描かれています。
ふわふわの種類は豊富w
巻頭に、普通は登場人物の紹介があると思うんですけど。
ふわふわ図鑑って感じになってますw
なんとなくで漫画を読んでましたが、改めてこの図鑑を見ると、楽しいですね~。
あの子は「うれしいちゃん」というのか。
あ、この子も見たことあるな~。
「好奇心ちゃん」と「感動ちゃん」と「わくわくちゃん」は、「うれしいちゃん」の表情が違うバージョンかと思ってたのに、独立したものだったのか。
「ねこ」の感情がわからない!
などなど、漫画の内容を思い出しながら、じっくり見てしまいましたよw
ほっこりするひとときでしたww
中身は、ちょっと切ない内容ですw
表面上はにこやかでフレンドリーなのに、腹では何を考えてるのか分からないという場合が多いですけども。
慈はその逆というか。
表面上は無愛想で冷たい。
けれど、実は何もひねくれておらず、コーヒーを差し出している時は本当に心配している時だし、褒められたらめちゃくちゃ照れるっていう。
にこにこしてるのに、心の中では人を利用しようとしてる人と、無愛想なのに、心の中では機嫌が良くて優しい人だったら・・・
そりゃ、無愛想な人の方がいいですよ。
しかし、そこをなかなか見抜けない!
やっぱりニコニコしてる人の方がいいなって思ってしまいます。
そういう時、志野の能力があるといいですよね~。
そうはいっても、やっぱり建前と本音というものもありますし。
顔で笑って心で泣いてってこともありますし。
愛想よくしておきながら、心では違う事を考えてる人も、それはそれで生きていく上では必要な事だったり。
読みながら、そんな事を考えていたら、好きなオトコと別れたいって漫画を思い出してしまいました。
感情を表に素直に出さずに、こらえて、耐えて、頑張って生きる。
子供じゃないですし、泣いてグズったら助けてもらえるわけでもないですし。
しかしまあ、志野みたいな力が無くても、その人をよく見ていれば、ちょっとした表情とか態度から、本音がチラっと見えたりもするわけでw
なんとなく察して、それが合ってるかどうかも分からない状態というのは、もどかしいような、思い違いかもしれないしな~という逃げもできて、悪いふうには考えないようにも出来ます。
しかし志野は、正解がズバっと見えちゃうわけですから。
上司が笑顔で志野に、急ぎで頑張ってほしいと、配慮のある言い方をします。
志野には、上司がものすごくイライラしていて、「さばるなよ」とか「まじめにやれ」って本当は思ってるって事が分かっちゃうわけです。
ツライ!w
見えなければ、上司の笑顔と穏やかな言い方をそのまま受け取って、おびえることもなかったのにww
それと。
志野が、ケーキバイキングで慈が肩身の狭い思いをしているのを知り、大きな声で楽しさをアピールするシーンがあります。
優しい人が、ひっそりとションボリしてるのが分かったら、助けたくなりますよね!
空気が「読める」新入社員と無愛想な先輩1巻の感想や結末のネタバレが続きます
良い人が悲しい思いをしている時に分かるから、励ます事が出来るっていうのは、いいな~と思いました。
実際、志野みたいな力があったら、人間というものをどう思うようになるのか気になります。
人の事がイヤになるのかな。
それとも慈みたいな人が多くて、人を愛おしく思うのかな。
1巻の最後は、年末の様子が描かれています。
志野と慈が年末にたこ焼きを食べたりして、楽しく過ごしていますね~(ニヤニヤ)
2人の身長差!(ニヤニヤ)
ここで1巻終わり。
志野が151cmで、慈が185cmだそうで。
なるほど~(ニヤニヤ)
2巻に続きます。