クズとケモ耳2巻5話の感想

九晟の愛は、空回りw

空回りというか、ズレてるというかw

九晟の人間性に問題があるせいなんですが。

それを不器用な愛情表現だねと笑って受け止めてくれる相手であればとっくにハッピーエンドでしょう。

ところがメルも大変なのでねw

最後のシーンの九晟なりの優しさに心を打たれてしまいました（ニヤニヤ）

ここからはクズとケモ耳5話のあらすじや結末のネタバレを含む感想です

5話の表紙は、めずらしく2人が離れていますね～（ニヤニヤ）

おじいちゃんの件で、メルへの気持ちが確実なものとなった九晟ですけどもww

メルが淹れたお茶を一口も飲むことなく、ケチをつけます。

そして、淹れ直させるいつもの流れ・・・かと思えば。

急に態度が変わって、カップを持ち上げて飲みましたよ。

メルもビックリ。

他のメイド達は、動揺しまくりw

九晟の心の中は、メルに言われた言葉でいっぱい。

おじいちゃんにそっくりというのが、それほどまでに堪えたなんてw

メルは、例の時期になりそうなので、引っ込みたいと言うんですが。

九晟が抱きかかえてどこに連れて行ったのかというと・・・

別荘です。

地下に押し込めていた過去と比べると、すごい待遇。

メル以外の使用人はいません。

誰の目にも触れさせたくないという九晟の独占欲が丸出し（ニヤニヤ）

メルは迷惑そうw

九晟の頭の中では、都合のいいイメージが広がってますね～。

きれいな海をバックに、メルに優しくジャケットを掛けたりして。

実際は・・・

使用人の仕事をメル1人で受け持つ事になるわけですw

九晟は偉そうに指示するだけ。

ソファーでドリンクを飲みながら。

これでメルに好かれる気でいるんですから、すごいっスわ～ww

当然ですが、メルは冷たい視線を九晟に送ります。

九晟の想像では、目をキラキラさせてマジまんじ～と言ってもらえるはずだったのに。

メルの手料理に、九晟が喜んで目をキラキラさせてますww

まずくないって何！？

美味しいと言えないのか！？

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メルが柔らかく笑います。

その笑顔が、九晟の心にズキューン（ニヤニヤ）

九晟の命令で、メルも一緒に食卓を囲むことに。

その命令が、メルを喜ばせます。

九晟の思わぬところで、九晟ののぞむ結果が得られたのでした～。

そういうシーンもあります。

苦しそうなメルを鎮めてあげるために。

なんだかんだ、2人きりで過ごして、いい感じになってたんですけど。

街に出たところで、ピリッとします。

なんせ、耳付きですから。

街の人たちは、耳付きに厳しいですから。

九晟はメルに帽子をかぶらせます。

耳を隠すため。

手をつないだり、引き寄せたり。

メルを恋人のように扱う九晟。

街の人もあたたかくて。

この状況に甘んじればいのに、メルは自ら帽子を取りました。

耳が・・・（悲）

周りは、手のひらを返します。

メルをちやほやしていたおばさん達が、メルから離れ、物をぶつけた！？

怒った九晟は、メルを抱き上げ、おばさん達を指差し、こわい顔して脅します。

帽子を取らなければ、楽しく過ごせたのに。

なんでメルは帽子を取ったのか。

九晟が問い詰めます。

メルはミミ付きとして生まれたせいで、これまでひどい目にあってきました。

最後には全部なくなって苦しかったという経験をいっぱいしてきたんでしょう。

だから、優しくされたらその分、次に悪いことが起きそうで落ち着かないって言います。

九晟は一瞬メルをなぐさめようと思ったみたいですけど、やめました。

いつも通りに接します。

優しく抱き締めたところで、メルが元気になるわけじゃないと考えて。

言動は優しさとは真逆です。

でも、九晟が九晟らしい言い方でメルの欲しい言葉を言いました。

クズとケモ耳5話の感想や結末のネタバレが続きます

「絶対に失くならない」

「一生手離さない」

メルにとって絶望的なこと、と前置きした上で。

じ～ん（感動w）

最後のページ。

メルの背景がキラキラ！

顔も赤い！

そして、九晟の愛のモノローグ！！

5話の中で九晟なりに優しくしてメルに好かれようとしていたのに。

メルがおびえずにすむなら、嫌われてもかまわない！？

自分が相手にどう思われるかよりも、相手のことを大切にするなんて。

愛ですね～。愛以外の何ものでもありませんね～。

次も楽しみです。

＞＞クズとケモ耳2巻6話の感想