短編集です。
甘々って感じの話はありませんでした。
表題作はハッピーエンドなんですけど、甘さが足りないー!w
この漫画を読み終わった時、甘いのがほしくなったというか・・・
甘々な漫画が読みたくなりましたww
ここからは山岡くんのヒミツの恋バナのあらすじや結末のネタバレを含む感想です
『山岡くんとヒミツの恋バナ』について。
山岡のお父さんは医師で不在がち。
お母さんとお姉ちゃんに育てられた、と。
育てられたの意味は・・・ww
中2の弟に、背中のファスナーを閉めてもらう姉。
友梨でしたか!
山岡は、中2の冬から、そういう付き合いを女性としていたんですね~。
メガネで黒髪みつ編みの子でも、山岡と付き合いたい気持ちが強くて、そういう付き合いを受け入れるっていう・・・
山岡って、そんなに魅力的なんでしょうかw
友梨がカレシの青木を家に連れてきました。
青木と結婚を考えているっていうのを聞いて、山岡も少なからず影響を受けた様子。
碌でもない山岡が、変わり始めますw
保健の先生に教えを請うんですが、教科書は・・・少女漫画!?
手をつなぐのに1ヶ月かかっていることが、山岡の笑いのツボを刺激。
ギャグ漫画を読んでるのかってくらい笑ってますね~w
最後は、保健の先生といい感じになって終わり。
シリーズこぼれ話のページがありまして。
教師と生徒ものは抵抗があったそうですが、ネーム1発OKだった、と。
『カノジョが美人になった理由』について。
この主人公は、『山岡くんとヒミツの恋バナ』で山岡に失恋した女性です。
山岡に手頃なオンナ扱いされてたわけですけどもw
中2の時は、全然雰囲気が違いました。
メガネで黒髪でみつ編みではないですがツインテールでおとなしそう。
その子が、高校になって山岡にあんなふうに接する人になるんですから。
人は変わるんだな~と、感慨深いw
この話の中に、山岡と保健の先生がチラッと描かれてます。
きっと少女漫画のようなピュアな付き合いをしてるんだろうなと想像させるような2人です。
ほんとのところは分かりませんがww
山岡は保健の先生とうまいきましたが、愛子の場合は・・・
田口への恋にピリオドを打って、終わり。
『悪いオンナのススメ』について。
シリーズこぼれ話によると、今のところ他のキャラとのつながりはないそうですw
同じ大学ってところが唯一、つながってる部分。
この中の誰かが、今後の作品の誰かとつながる可能性が示唆されてますけども。
大輔ってメガネとか髪がちょっと違うだけで、山岡に見えるんですけどーw
りえも大輔と同じで、ちょっと違うだけで、友梨に見えるんですけどーw
これも『カノジョが美人になった理由』と同じで、失恋の話です。
加奈子が大輔への気持ちに整理をつけたところで、終わり。
山岡くんのヒミツの恋バナの感想や結末のネタバレが続きます
『サイテーのきみを忘れない』について。
友情がテーマとなっています。
ここまで失恋の話が続いていて、さらに友情の失恋みたいな話で・・・
優希が最後に「・・・重い ・・・重いわ」と言ってまして。
読んでて、私も同じ感想を持ちましたw
漫画なんだから、生きていて、前みたいに仲良くなりました、めでたしめでたしで良かったのに~!
『きみに残る声』について。
男性が主人公です。
失恋ではないですが、くっついたわけでもないっていうw
でも、描かれていないこの先に、2人はくっつくことでしょう。
だからこの話はハッピーエンドですね。
この1冊は、少女漫画にしては甘さが極端に低めでした。
読後に、ガツンとした甘々な漫画に手を伸ばしたくなりますww