どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます小説の感想

漫画の1話を読み、めずらしくも主人公の女性が自ら・・・

よくある、受け身で流される展開とは違う!と読みながらワクワク。

興味津々になりまして。

真相が知りたい!漫画に描かれるまで待てない!

原作がある!ということで、小説を手に取りました。

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ここからはどうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます小説のあらすじや結末のネタバレを含む感想です

小説のあとがきに、この物語が生まれたいきさつが書いてあるんですけども。

悪役令嬢モノが読みたいって友達に言われたことと、どこかで開催されていた復縁企画を目にしたことで、書き始めたそうです。

復縁なわけなので、いったんは別々の道を行くけれども、仲直りしてハッピーエンド。

どんな事情でどんな状況だったら相手を許せるのか。

そういうのを考えていって、この物語が出来ていった、と。

へ~。小説ってそうやって思いついて、作られていくんですね~。

リュシリュールはアニエスを好きなのに、冷たい態度を取ってしまって2人はこじれていったんですけども。

小説にはリュシリュール視点で、アニエスと出会った6歳からの様子が書かれていました。

長年リュシリュールはアニエスに冷たくしてしまってましたが、その原因はアニエスのお父さんに、アニエスを一途に愛さないだろうなって決めつけられたことにありまして。

アニエスのお父さんへの怒りで、アニエスを愛してたまるかってなったそうで。

最初の方は、リュシリュールが冷たくてもアニエスがいろいろ楽しく話していて、そうしているうちにリュシリュールがアニエスに心を開くようになったんですが。

そんな自分に腹が立ったリュシリュールが、最初のように冷たく接するようになり・・・

相手が冷たくても無邪気にアニエスが話せていたのは幼かったからだと思います。

年齢を重ねていくにつれてアニエスも、冷たくされたら話しかける事が怖いなって思うようになっていくだろうし。

リュシリュールも心を許した自分に腹が立って冷たくしたのに、アニエスに悲しそうな顔をさせてしまってる自分に腹が立って、そんな感情を表に出すにはいかないから冷たい態度になるしかないって・・・

悪循環!w

アニエスが、距離を置いて接するようになったり、感情の無い淑女の微笑みを見せるようになって、リュシリュールがイライラして・・・

アニエスがハトコの話を楽しそうにしてイライラして冷たく当たり・・・

アニエスに感情を揺さぶられると、すべて「冷たい態度」につながっていくという。

そうですか~w

それくらいリュシリュールはアニエスがずっと好きで。

リーリエは妹のように思っていて。

妹にはいくらでも甘いことが言える、とw

アニエスのお父さんへの怒りは消えないものの、アニエスを失ってしまうとなれば、頭を下げられる。

一途だし、アニエスを取るかアニエスのお父さんへの怒りを貫くのかと迫られればアニエスを取るくらいにアニエスが好き。

だからリュシリュールはアニエスと復縁出来ました~(ニヤニヤ)

どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます小説の感想や結末のネタバレが続きます

リーリエは、家族は処刑されて、遠い場所の孤児院で暮らすことになりまして。

本編が終わった後に、番外編として脇役の恋愛模様が書かれています。

アニエスのお兄ちゃんと隣国の王女の恋愛が始まりそうな。

そして、アニエスの侍女とリュシリュールの護衛騎士の恋愛も。

この2組については、『どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます2』に続きが書いてありました(ニヤニヤ)

>>どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます2小説の感想

>>どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます1巻1話の感想

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