短編集です。
さらっと読めました。
表題作の他に、『恋と恋のあとに』『あまくて あまくて あまいの』『午後8時、パンドラの箱』が収録されています。
いろんなストーリーが楽しめました。
一番ニヤニヤしたのは、表題作の番外編です。
ここからはキミにおくすりはありません。のあらすじと結末のネタバレを含む感想です
『キミにおくすりはありません』
柴崎が、最初NOって言ったのに、亜子に手を出していく様子がニヤニヤしますw
亜子の電話番号を自分から聞いておいて、なんで聞いたんだろうって後から考えたり。
笑顔に落とされてやんの~ww
番外編も載ってます。
柴崎は、亜子の隣に座ります。
そしたらすぐに亜子が立ち上がり、対面に。
また柴崎が隣に座ると、理由をつけて対面に移動。
ストン(柴崎が座る音)
ぎゅん(亜子が移動する音)
ストンぎゅんストンぎゅん。
ついに柴崎が亜子をつかまえました。
床に押し倒す形に。
シュバッ(亜子がすり抜ける音)
忍者のようww
こんなに逃げ回っていたのに、お風呂から上がった亜子は、柴崎を受け入れます。
ぎゅんとかシュバッとかなんだったのってくらいにあっさりと。
めでたしめでたし。
かわいい話でした。
『恋と恋のあとに』
元カレと復縁する話です。
別れた理由が、すみれが重い女だからw
詳しく原因を知るため、元カレに聞き出します。
壁ドンでw
すみれが壁ドンしてますw
「尽くされるのは好きだけど 男だって愛したいんだよ」
愛し愛されハッピーエンドです。
これもかわいい話でしたw
『あまくて あまくて あまいの』
鈴子は彼氏と仲良くて、幸せに過ごしています。
もっと仲良くなりたいから、雑誌で勉強。
返って、仲が悪くなる結果にww
元カノが出てきて、場を荒らします。
この元カノが、いかにも悪女でして。
にらみつけたり、にやりとしたり、悪い顔をして鈴子を追い詰めていきます。
鈴子は彼氏と仲直りして、めでたしめでたし。
キミにおくすりはありません。の感想と結末のネタバレが続きます
『午後8時、パンドラの箱』
元カレと再会して復縁する話です。
この2人の場合は、愛が重いとかではありませんw
付き合ってたのが、高校生の時でした。
美々にとっては初めての彼氏。
ゆえに、そういうことも初めて。
怖くて断り続けていたら、疎遠になってしまった、と。
美々は歯科衛生士で、面接を受けに行った歯科医院に元カレがいました。
なんと、院長!
立派になっちゃって~ww
午後8時に診察終了。
いろいろ話したりして、気持ちが復活してめでたしめでたし。
どの話もハッピーエンドなので安心して読めました。