番外編ということで。
堀部や吉野のその後と、朱里と課長のハネムーンの様子が描かれていました。
ここからは恋愛不感症番外編のあらすじや結末のネタバレを含む感想です
まずは最初に収録されている堀部や吉野のその後について。
朱里と課長の結婚式に出席した人たちは、いろんな想いで新郎新婦を見ていますw
まだ朱里にヤイヤイ言ってる人がいたり。
朱里の恋愛相談に乗っていた吉野が、こんな状況だったなんて。
幸せそうにしている朱里と課長を見ながら、中途半端な自分の恋愛を語っているモノローグが、なんとも切ない!
朱里も課長も、向き合ってきましたからね~。
吉野のモノローグには、拒絶されるのが怖くて飛び込む勇気もなかった、とあります。
それは、吉野の目に幸せそうに映っている課長だってそうだったわけで。
最初からすんなり向き合えなくても、朱里がぶつかって来たし、朱里を手放したくない想いがあったからこそ、最終的には向き合うことになったな~と。
吉野は、彼のせいにしていたけど、ズルいのは自分も同じだったと反省。
そういえば、課長は相手のせいじゃなく自分が恋愛出来ない人間だと思っていて、自分のせいだと考えていたっけ。
9巻あたりですね。
そんな課長に、朱里はしっかりとぶつかっていった。
だからこそ、吉野が眩しいと思うほどの2人がいる、というわけですね~。
朱里がぶつかっていけたのは、課長への想いが強かったからでしょう。
吉野も、最初は彼への想いが強かったからこそ、付き合うことにしたんだと思います。
けれど、その先は・・・
彼から家族への未練を見せられることで、熱かった気持ちが落ち着いていってしまったのかも。
好きな気持ちをぶつかっていく勇気に変えて頑張っていくところを、そう出来なかったんでしょうね~。
だからと言って、彼と終わるのも怖い。
どっちにも行けずに、苦しいかった吉野は、朱里と課長を見ることで、ようやく踏ん切りがついた様子。
堀部も、気になる子が出来たと言ってます。
気になる子って、吉野のことっぽい!(ニヤニヤ)
この先どうなるかは分かりませんが、吉野も堀部も、それぞれが1つの恋を終わらせました~。
それと、課長と朱里のハネムーンが描かれています。
嫉妬で意地を張ったせいで、ゴタゴタしまして。
2人とも、すごく反省します。
そして、どんなに腹を立てても背を向けないことを約束するんです。
恋愛不感症番外編の感想や結末のネタバレが続きます
ここのシーンは、読んでいてすごく心にグッと来ました。
めちゃくちゃ重要なことだな~と。
結婚してからも、向き合い続けなければいけない。
相手を困らせたくて、仕返ししたくて、ついプイっとしてしまうけれども。
朱里が危ない目にあうかもしれなかった経験をして、背を向けるのは絶対にしてはいけないことだって、課長も朱里も強く思ってます。
結局は、嫉妬するのは変わらないんですがw
背中を向けないって誓ってますのでね(ニヤニヤ)
これからも大丈夫っていうモノローグと、ハートの中で言い合う2人が描かれたところで、めでたしめでたし~。
ハッピーエンドの続きが読めて嬉しかったです!