妃教育から逃げたい私2巻の感想

2巻を読んでいたら、泣けて来ました。

感動でw

結婚してくれてありがとうとか、好きな人と結婚出来るなんて幸せ者だとか、クラークの想いがキラキラして美しい!!

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ここからは妃教育から逃げたい私2巻のあらすじや結末のネタバレを含む感想です

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1巻と同様に、軽快で、かわいらしいシーンが目白押しだった2巻ですけども。

胸キュン、甘々要素もたっぷりでした。

レティシアがいなくなって、馬を走らせてクラークが追い付きまして。

2人きりになった時に、クラークがレティシアを後ろから抱きしめて、甘々な時間になるのかと思ったら。

甘々は甘々なんですけど、クラークの表情が切なげ。

後ろから抱きしめていたところから、レティシアがクラークの方を向いて抱きしめ直した時のコマも・・・

クラークがレティシアの無事と、再びこうして抱きしめられて良かったという想いが伝わってきます。

次のページでは、いつものクラークに戻ってましてw

緩急!!w

レティシアのお兄ちゃんが、妹をぞんざいに扱っているようで、大切にもしてるんですよ。

立ち上がらせて、服についたものを払ってあげています。

それに、クラークだったら妹を嫁がせてもいいなって判断したから、こういう行動に出ているっぽいんですよね。

クラークの近くにいて、クラークの人柄が分かった上で。

クラークはレティシアと結婚できればいいだけじゃなくて、自由奔放で元気なありのままのレティシアを手に入れたいって感じで。

クラーク自身も、王様になるための勉強を重ねてきて、国民を守っていかなきゃいけないと身にしみて分かっているんだと思います。

だから自分だけが幸せになる自分勝手な道は選ばずに、レティシアに王妃になってもらうしかないわけですけども。

公務はしてもらわないといけないけど、それ以外は自由で、レティシアの望むようにするって言ってます。

クラークはすごいですね。

レティシアと結婚したいし、だからって国民や立場や責任を放棄するわけでもなく、自分が出来ることを全力でやるつもりです。

レティシアが逃げることについて、困るなって言うんですよ。

レティシアはレティシアが思うようにしていいってことです。

逃げたいっていうのが望みなら、逃げてもいい、と。

クラークは微笑みながら、追いかけてもいいだろうかっていうセリフを添えます。

レティシアの想いを尊重しつつ、自分もレティシアを追いかける自由をもらうよ、と。

レティシアもクラークも、結婚後も自分の心に正直に生きていく。

それが出来るよっていうのを示す、クラークのセリフですね~。

レティシアは、誰かと結婚しなければいけないならクラークがいいって言います。

善は急げ、鉄は熱いうちに打て、的な感じで、とっとと結婚式が行われましてw

結婚後、クラークはレティシアの気持ちが第一優先。

これぞ、溺愛。

1巻でも描かれてましたが、改めて、クラークがレティシアに一目惚れしたシーンが描かれています。

7歳の頃、毎日をつまらないと感じていたクラーク。

木の上からレティシアが落ちてきて、その笑顔にやられちゃったわけですが。

レティシアはお父さんに抱き上げられてる時とか、元気で無邪気な笑顔をしてるんですよ。

機嫌が良いというか。

生きてるのが嬉しいといったような笑顔。

お父さんに注意されて抱き上げられていても、生きる嬉しさが満ちていて機嫌が良いのがデフォルトって感じ。

日常がつまらないな~と思っている人間にとっては、レティシアの存在はとてつもない衝撃だったと思います。

レティシアに親切にされたわけでもないのに、レティシアのかわいい笑顔でレティシアを好きになれるって事は、クラークがひねくれていない証拠。

クラークが王族に生まれた重圧を感じて、好きで王族に生まれたわけじゃないって嘆いていたとしたら、レティシアのキラキラな笑顔を見た時に、気楽でいいよなってうらめしく思ったかもしれません。

しかしクラークは、レティシアの笑顔を真正面から受けて、そのキラキラの笑顔に惚れちゃったんですからね。

そんな心根を持ってる人だから、レティシアの心を動かす言動が出来るわけです。

レティシアを大切に思っているからこそ、誰かに何かを言われなくてもリリーを呼び寄せようと思いつくんでしょうし、だからレティシアにほっぺにキスのお礼をもらえて・・・

結婚してくれてありがとうって言葉が出てくるんでしょうね。

妃教育から逃げたい私2巻の感想や結末のネタバレが続きます

キレイな想いが素直な言葉としてクラークの口から出てきて、レティシアの心に届きます。

こんなふうにクラークが育ったのも、両親の心がキレイだからだろうな、と。

それは、今のうちに庶民や他国の暮らしを経験しろってクラークに王様が言ったっていう話から伝わってきます。

えらそうにふんぞり返ってるんじゃなく、王というのは庶民や他国について分かっていなきゃいけないって王と王妃が考えてるってことですから。

クラークが俺様な王子になる要素がない!

感動です。

クラークがレティシアを見つめて、レティシアと結婚できて幸せ者だって言います。

そんなことを言われたらレティシアも・・・

ほっぺじゃなくて唇にキス!

甘い雰囲気が消えないまま2巻終わり。

3巻に続きます。

>>妃教育から逃げたい私3巻の感想

>>妃教育から逃げたい私1巻の感想

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