この漫画、めちゃくちゃ面白いです。
新刊が出ると以前の巻に面白さが足されます。
新刊も既刊も両方面白さが増幅していくおばけ漫画です!
そして9巻、めちゃくちゃ面白かった!
片想いの切なさ。
読者は2人が両想いだと知ってるので、その片想いを安心して見てられるけれども、片想いって切ないわ~みたいな。
しかもモテモテの王子様の方が片想いに苦しんでるんですからね~(ニヤニヤ)
新刊が出るのが楽しみでしょうがない漫画です!
ここからは失恋未遂最新刊のあらすじや結末のネタバレを含む感想です
前々からこの漫画、愛読してまして。
感想を大事に大事に書きたいと思ってたら、日が経ってしまいましたww
ひとまず、最新刊の感想を。
というかですね。
1巻から9巻まで、全部面白いってどういうこと!?
もう、なにがなんだか分かりませんが、ありがとうと叫びたい!!
今ちょっと風邪のひきかけでノドが痛いので叫べませんけど。(ノドの調子が良かったとしても叫ばなくていいww)
9巻の、ここが良かったとか言い出したらキリがない。
全部です。
www
なので、厳選します。
ものすごかったシーンが2つありまして。
ものすごすぎて、泣きそうになりました。
まず1つ目。
小宮が南條に白菜をあげるシーン。
白菜の食べ方について話している時。
南條が「作っていただけますかね」と言いました。
小宮が「そりゃ もちろん・・・」と言った後です。
南條の耳が赤く変化。
小宮の言葉によって、です。
クールな南條の耳を赤くさせるパワーを持ってるってことですよ、小宮が!
そして小宮が、彼女のことがすごく好きなんですねと続けます。
そしたら、南條が表情を少し崩して「・・・かなり」と答えます。
なにこれー!!
南條が感情を表情に・・・(偶然、韻を踏んでしまいましたw)
ここは読んでて、キャーっとなります(ニヤニヤ)
続いて、もう2つ目のものすごいシーンについて。
南條が感情を表情に・・・wwの直後。
小宮は、「おのろけごちそう様です!」と笑ってるのに悲しげな表情に。
小宮のことを好きな南條にとってはつらいことを言うわけです。
勘違いなのに~。
小宮のこの勘違いのおかげで、こんな南條が見られるから、物語的にはしょうがないんですけどね。
南條は小宮に拒絶されます。
帰り道。
以前、小宮が言っていたことを思い出し、それを実行するシーンに注目!
「好きだった 終わった」
その後の南條の表情。
そして「はっ・・」という吹き出し。
胸が苦しい~。
泣きそうです。
9巻の最後の方で、南條が熱を出してしまいます。
9巻の初見では気づかなかったんですが、読み返した時に、ここのシーンで雨が降ってるんですよね~。
南條は雨に濡れてしまってます。
だから熱を出したのか~みたいなww
南條の熱の話題で寄り道してしまいましたけども。
「好きだった 終わった」と言って、切なげな表情をして、「はっ・・・」という吹き出しがあって。
私は、次のページに進むわけです。
そうすると視線を上にしますよね。
漫画は右上から読むものですから。
そしたら、タブの『失恋未遂』というこの漫画のタイトルが目に入りました。
失恋未遂!
小宮は南條が好き。
そして南條も小宮が好き。
なのに南條は小宮に拒絶されてしまった。
「好きだった 終わった」
わだかまりが心に残ったような、つらそうな、もう思わず笑うしかないみたいな複雑な表情をした南條。
次のページに移った時に目に入った『失恋未遂』という文字。
なるほど!!
失恋してないのに、失恋したっぽい感じになってる、失恋してないのに両想いなのに!!
タイトルに気付かされて、なるほど~!とめっちゃ思いましたww
読みながら、南條の片想いの切なさに泣きそうになったり、クールな南條が好きな人の言動で心が揺れ動いている様子にニヤニヤしたり。
いろんな気持ちにさせてくれるだけでも、この漫画は十分面白いのですが。
それだけではありません。
9巻と3巻のコラボ。
コラボっていう言い方は変かw
3巻と9巻の時系列が同じなのです。
3巻はカナと羽島が主役でストーリーが展開しているので、その2人視線で描かれたもの。
9巻は南條と小宮視点。
しかし、カナと羽島と南條と小宮が一緒にいるシーンは共通してるんですよ。
なので9巻を読んでから3巻を読むと面白い。
3巻を読んでから9巻を読むのも面白い。
3巻と9巻を行ったり来たりすればもっと面白い~ww
展示会への車中で、羽島と南條がこういう会話をしてたら、羽島はカナと南條を気にしてたんだな~とか。
3巻で南條と話してたキャリアウーマン風の美女は、サラだったのね、とかww
小宮は羽島がカナを抱きしめてるのを、こんな感じで目撃したんだ~とか。
古賀が言い出したゲームタイムは3巻だとフェードアウトしたけど、9巻ではがっつり描かれてるー!とかw
単体で読み返しても面白いし、他の巻と連動してるからそういう視点で読み返しても面白いし、また10巻が出たら9巻を読み返した時に9巻に深みが出て面白いんだろうし。
もう、なんなんですかー!ww
3巻は十分面白いのに、9巻が出たことによって、3巻の面白さが増しましたけどー。
まいりました。
このストーリーを考えた原作のイアムさんがすごい。
それに、高宮ニカさんの表現もすごい。
どういうふうな絵を描くかによって、絶対漫画の面白さは変わってくると思います。
伝わり方も。
南條の耳が赤くなったシーンとか、失恋未遂なシーンが、あれだけズシーンとすごかったのも、ああいうふうに描いてくれたからに違いありません!
ただでさえ読み応えのある面白いストーリが、素晴らしい漫画での表現によってさらにすごい作品になっていく。
そんなのを見せられた読者は、途方もない回数、読み返してしまいますし、配信日が待ち遠しくて仕方なくなります。
どうしてくれるんでしょうか!?www
失恋未遂最新刊の感想や結末のネタバレが続きます
9巻の最後、南條は熱により寝込んでます。
せっかくの年末年始も、ずっと寝込んでたそうです。
寝正月だったんですね~(意味が違うw)
ここで9巻終わり。
4巻で、時系列的に、年始の様子を見ることが出来ます。
南條、元気そうですw
小宮が痩せたって!?
理由はちょっといろいろあった、と。
あ、やばい。
4巻に南條と小宮の姿を探してしまうww
南條を呼ぶボブの女性・・・これは痩せた小宮では!?
あー4巻だとどうなったのか全然分からな~い。
カナと羽島中心なので当たり前ですがw
次がめちゃくちゃ楽しみです!!