オリヴィアが楽しそうで、読んでるこっちまで楽しい気持ちになります。
乙女ゲームの世界の人達は幸せで居てほしいっていう想いは、ものすごく純粋。
見返りを求めないとか、無償の愛って、こういう事だ!と思いました。
ここからは悪役令嬢は推しが尊すぎて今日も幸せ1巻のあらすじや結末のネタバレを含む感想です
1巻の表紙を見ると、バレンタインが頭に浮かびますw
ピンクと茶色の組み合わせってバレンタインっぽいというか。
この表紙で使われてる茶色が、チョコレートをイメージさせる色というか。
周りの模様(なんて表現したらいいのか分からないw)も、チョコレートのパッケージに使われそうな感じだし。
オリヴィアの足元のチョコレート、美味しそう(チョコレートじゃない!w)
1巻は、聖地巡礼で気合いが入ってるオリヴィアのシーンからスタート。
すぐにオリヴィアが誕生したシーンになってしまうんですけど。
この聖地巡礼のシーンは、2巻の最後のシーンの続きっていうか3巻に描かれるんだろうなって思います。
そうは言っても、似たようなシーンが2巻にすでにあるんですよね~。
まだ子供の時に、噴水で座ってるアクアを見たオリヴィアが、ぶしゃあってなっちゃってるシーンがww
1巻で、生まれたての赤ちゃんの時から、オリヴィアにはしっかりと前世の記憶がありまして。
悪役令嬢の立場なので、ハッピーエンドでもバッドエンドでも、ろくなめには合わないわけです。
だから普通なら、乙女ゲームのストーリー通りに進まないように動こうと考えます。
自分が助かるために。
ところがオリヴィアは、乙女ゲームの世界を堪能できるって最高だと考えますw
そして、ヒロインには幸せになってほしい、と。
ハッピーエンドで追放されたら国外追放なわけですけども。
乙女ゲームの世界を隅々まで見て回れるんだから、前向きに国外追放を検討w
四角の中に、ひとまずこの人生を楽しみながら様子を見ていくことに決めたのだったっていうナレーション的な文が書かれてまして。
すごく素敵!ww
不安とか恐怖とか一切なく、けれど、お父さんとお母さんの事を考えると、その道に邁進するのもどうかと悩んでいるところもすごい!
前向きで明るいし、だからって自分の好き勝手するわけじゃなく、人の気持ちも考えているなんて・・・
オリヴィアは人格者ですね~。
妖精を見た時のオリヴィアのリアクションがかわいい!
口を大きく開けて、真っ赤で、眉毛がカクカクしていて、眉間にシワが寄っている感じで。
怒っているように見えるけれど、嬉しさと衝撃が大きいと、こうなるんだな~と思いますww
落ち着いてニッコリと微笑む余裕が無いんだろうなってw
そして、本当に嬉しさと喜びと衝撃がすごくて、許容範囲を超えると、真顔になるんだなってww
妖精にそっけない態度を取られても、喜びが変わらないって、すごいな~w
オリヴィアは、乙女ゲームの世界が大好きなんだなって感じます。
それは、レヴィとの出会いの場面にも現れていて・・
操り人形みたいなレヴィを見て、この幸せな乙女ゲームの世界の人達には幸せに笑って生きてほしいという理由で、レヴィに手を差し伸べます。
乙女ゲームの世界を楽しんで、のほほんとした感じで生きてるように見えるオリヴィアだったのに、急にかっこよくなるんですよ。
さすが公爵令嬢!
レヴィに名前を授け、新しい世界、生き方を提示。
オリヴィアがめちゃくちゃ頼もしく見えます!
その後、にっこり微笑んで、自分がレヴィの希望になるってオリヴィアが言います。
悪役令嬢は推しが尊すぎて今日も幸せ1巻の感想や結末のネタバレが続きます
レヴィは人生をあきらめてたと思いますが・・・
オリヴィアの言葉は見事にレヴィをすくい上げましたよ!
レヴィが、オリヴィア至上主義になってしまうのも、当然です!ww
こうして、長髪のズタボロの操り人形だったクロは、オリヴィアという主人とレヴィという名を得た事で、とんでもない高スペック男子に変貌を遂げたのでした~。
ここで1巻終わり。
表紙カバーの下のイラストが収録されてまして。
アリアーデル家ですがなにか?のポーズが強烈w
オリヴィアは、そういうポーズを取りそうな性格だと思うんですけど、他のみんなが意外で。
お母さんとお父さんとお兄ちゃんも、ノリノリでやっちゃえる感じなんだ~と思うと、じわじわきますw
それぞれのドヤ顔と、手や足のニュアンスがたまりません!ww
2巻に続きます。