この7巻で、ようやく楓の過去が明らかになりました。
正直な話、読んだ時に、モヤっとしました。
なんかもうちょっと、ずっしりどっしりとした重たさがあるんだと思ってたので。
もしかして、「午前0時、キスしに来てよ」の読者の対象年齢は、小学生?
ここからは午前0時、キスしに来てよ最新刊のあらすじと結末のネタバレを含む感想です
楓の過去を知って、楓のまともさが分かりましたw
芸能界を仕事としてちゃんととらえてるのは、楓だけだったんだな、と。
他のメンバーが仲良し6人にこだわるのってなぜ?
学生時代はまだ子供。
だから、6人がいい!6人でなきゃ嫌だ!という気持ちは分かります。
実際にアイドルとして活動していけば、大勢の大人たちが動き、それを見てプロ意識が芽生えるのも当然。
そして、楓みたいに、自らやりたいと思える事にめぐりあい、そっちでやっていきたくなったとしても、いいと思います。
アイドルとの両立を考えたけれど、アイドル業に集中出来なくなってしまった。
片手間でアイドルをやっていけるわけないし、集中出来ないままアイドルを続ければ、自分のせいで人気が落ちてメンバーにも迷惑になる。
だから、脱退を申し出た。
それをメンバーが攻めるわけです。
「オレらを裏切るのか」って。
アイドルは、仲良しごっこでやるもんじゃないんだよ!と読んでて思いましたw
プロだし、仕事だし。
楓は、ヨウにグループを抜けることを伝えました。
引きとめられるけれど、楓はきちんと理由を説明します。
ここでヨウは、6人でやりたかったという想いを握り潰すんだなと楓の前で泣きます。
その2日後、命を断った、と。
そこまで「6人」にこだわる理由は何?
ヨウは、楓への当てつけで、自分の命を使ったのでしょうか。
「脱退したいと思ったこと、一生後悔させてやる!」みたいなことなのでしょうか。
ヨウが命を断った理由は、楓のせいになっています。
それは、残されたメンバーや楓の思い込みであってほしいです。
そうじゃないと、ヨウがヒドい人間になってしまいます。(私の中で)
楓が芝居をやりながらアイドルをやっている時に、楓に「お前は芝居をやりたいんじゃないのか?アイドルとの兼業はキツイんじゃないのか?」と気付いて言ってあげる人はいなかったのか。
楓の見つけたやりたいことを、全力で応援するのが、本当の友情だと思うんですけど。
むしろ、みんなと一緒にいたいから脱退したくないと言う楓を、「お前は一人で頑張れ!」と諭すくらいの。
この漫画では、メンバーが悪役なのかもしれません。
なぜなら、楓が引き立っていますからww
夢を見つけて、仲良しグループから巣立とうとする楓を、裏切り者だ罵るメンバー。
そんなメンバーがいるグループから脱退することにして、楓の判断は正しかったww
午前0時、キスしに来てよ最新刊のネタバレと感想
まだまだメンバーは絡んできます。
日奈々と楓のツーショットを、あーちゃんに撮らせました。
写真がポストに入れられていて、日奈々のお母さんが見てしまいます。
日奈々がお母さんに写真について問い詰められているところで、7巻終わり。
ヨウが命を断った真相は、本当にそういうことだったらどうしよう。
いやいや、大丈夫。
そもそも、自らとは限らないし。
たまたまブレーキが壊れて、全くかからなかったのかもしれない。
楓と日奈々が付き合ってるのがお母さんにバレそうだとかどうでもいい!
ヨウのことが気になります!