『カレカノゴッコ』とはまったく違った感じで、面食らいましたww
読み終わった後に、表紙を改めて見ると・・・
胸が締め付けられますね。
教室の机がまた、いい味出してます。
ここからはハイライトのあらすじや結末のネタバレを含む感想です
『ハイライト』と『スコール』という2つの作品が収録されています。
切ない話でした~。
印象的だったのが「絵の表現とは」と書いてるページを読んでいるシーン。
デッサンBはデッサンAの1年後に書かれたもの。
テクニックを使えるようになったりして、うまくなっている。
しかしAにあった情熱がBからは感じられなくなってしまった。
そう書いてありまして。
結婚指輪を右だと思ってたっていうかわいいシーンがあって。
高校生の時に描いた絵を見た生徒から、描いてる人の情熱が伝わるって言われて。
読んでて切なかったんですけども。
結末は悲しいんですけども。
読み終わった時に、そこまで暗くなることもなく。
ページ数が多くて区切らずに最後まで怒涛の展開が!
そんな感じなので、ジェットコースターみたいだなって思いながら読んでましたw
『スコール』の方も、違った方向で、やっぱり切なかった。
こっちの場合は、クライマックスで、ぎゅぎゅっと方向転換。
ハッピーエンドとなりました~w
読み進めているうちに、ページ数が残りわずかになってくるわけですよ。
このままだと、悲しい終わり方になってしまう。
そうかもしれない。
この単行本は、そういう趣旨なのかもしれない。
あーどうしよう。
ハッピーエンドがいいけれど、ページ数的に、もう無理そう(涙)
子供の頃の2人が描かれて。
「本物の兄妹みたいね」ってあって。
そんな展開ですか?(涙)
ああ、このまま・・・
残りわずかとなった時。
「だんなさんのむすめさん」というセリフが!(喜)
そして決定的なセリフ「よその子」、いただきましたー!
良かった~。
夕日に向かって「オレが男前だから」と言って、高笑い。
愉快なシーンで、めでたしめでたし~。
巻末の『最後のごあいさつ』のページにいろいろ書いてあります。
2つとも、想いが込められた作品なんですね~(しみじみ)
ハイライトの感想や結末のネタバレはここまで
切ない系の漫画は、手を出すのに勇気が必要w
やっぱり読んでる時とか、読み終わった後に、ニヤニヤする漫画が気楽でいいな~と思ってしまいます。
苦しさとかやるせない気持ちには、テレビでニュースを見てればいくらでも沈みこめますから。
カレカノゴッコを読んで、浮上できましたけどもww
この手の漫画は、楽しい漫画とセットで読むといいですねw
切ない気持ちを中和してくれる、ノー天気な漫画が必須!!