なんでこんなに切ないのー(涙)
2人の甘々なシーンに添えられるモノローグ。
そこには、想いがあふれていて・・・
読者だけが知ることが出来るわけですよ。
もちろんモノローグは相手には聞こえませんので・・・(涙)
ああ、苦しい。
ここからはliar最新刊のあらすじや結末のネタバレを含む感想です
美紗緒の部屋で熟睡中の市川。
寝顔を見つめて。
そっと触れて。
この時のモノローグ、切ないってば!(涙)
美紗緒がおかしいことをなんとなく気づく市川ですが、美紗緒が何も言わないので、どうすることもなく。
市川が、なんと美紗緒の髪を乾かしてあげている!?(ニヤニヤ)
何か言ってます。
しかし、ドライヤーの音がうるさくて聞こえない。
語尾が「だよ」とくれば、当然「好きだよ」ですよね?(ニヤニヤ)
「好きだよ」じゃなかったとしても、美紗緒への愛の言葉ですよね?
何て言ったのかは、きっと市川視点の時に描かれると思います。
楽しみにしとこ~っとww
美紗緒が積極的で、市川は驚きますが、それ以上にうれしさが勝ってる様子(ニヤニヤ)
市川が美紗緒に押されてる感じが、めずらしいです。
きっとこの時のことを後から思い出して、あの時の美紗緒は・・・とか思うんだろうな~。
美紗緒は終始モノローグで、これが最後なんだと読者に言ってきてますからw
別れるんでしょう。
市川の前から姿を消すんでしょう。
美紗緒が去った後、市川がこの時のことを思い出して、「だからいつもと違って変だったのか」と、疑問が解消されるわけですよ。
そう考えると、切ないです。
「ずっと一緒にいられるなんて思わなくて良かった」
そんなモノローグに胸が締め付けられます。
自分の心を守るために、期待しないでいるっていうのは誰でも経験あるんじゃないでしょうか。
本当は望んでいるのに、望んでないふりをして。
こんな幸せな日々は長くは続かない。
そう思うことで、もし終わりの日が来た時に大丈夫なようにしておく。
そして実際にそんな日が目の前に迫った時に、「やっぱりな」って。
心の準備をしていたから大丈夫。
だから平気って思うんだけれど・・・無事なわけではない。
苦しいことは苦しい。
心構えした分、ちょっとは苦しさが少ないのかもしれないけれど。
十分苦しいです。
なので、美紗緒の苦しさがよく分かり、読んでるこっちまで苦しくなります。
美紗緒は、なかなか市川に別れを切り出せません。
そうこうしているうちに、市川がプロポーズ。
「早く言わないから最悪のタイミングだ」
これもよく分かります。
そしてこれも誰にでもあるんじゃないでしょうか。
プロポーズしてもらった直後に、別れを切り出さなきゃいけないなんて。
まさに
「早く言わないから最悪のタイミングだ」
ですよ。
それは市川もそうでしょう。
なぜ9巻で言うのよ!
もっと早く、1巻とか!
美紗緒が市川のお父さんに追い詰められた後
に言うから・・・
「早く言わないから最悪のタイミングだ」
ですよ、市川も。
買ってきた食材を、ゴミになるから持って帰れと言われた美紗緒は、市川の部屋を出て歩き出します。
涙がどんどんあふれてきて、手をつたっていく・・・
最低な恋だったというモノローグ。
この後、美紗緒視点から、市川視点へチェンジ。
「うるせーのはその香水だけにしてくれよ」というモノローグに吹きましたww
香水がうるさいっていう表現、最高ですねw
市川はお父さんと仲が悪いわけじゃありませんでした。
むしろ強さとか価値観とかに憧れていたそうです。
時系列が、9巻冒頭に巻き戻ってますね~。
つまり、甘々(ニヤニヤ)
liar最新刊の感想や結末のネタバレです
美紗緒のことを抱きしめて眠る市川。
優しい目で美紗緒を見てる~(ニヤニヤ)
一生大事にするからってモノローグで9巻終わり。
遅いです!!
素直になるのが遅すぎです!
しかし。
ここまで時間が経ったからこそ、市川は今こんなふうに素直になれたんでしょうね。
・・・じゃあ、仕方ないか~。
やってることとか言ってることはこんなに甘々なのに。
美紗緒のモノローグが切ない。
そんな9巻でした。
liarは面白いんですけど、読むのがしんどいっす。
心が苦しくなるので。
でも読みます!!
続きが楽しみですww