10巻は、美紗緒にメロメロの市川視点です。
美紗緒のことが、いかに大好きかがモノローグや態度から伝わってきて、ニヤニヤしてしまいました。
そして、同時に切なくて泣きそうにもなりました。
ここからはliar最新話のあらすじや結末のネタバレを含む感想です
1巻の時点で、素直になってれば良かったのに。
そう思いながら読んでましたw
遅いよ~と思った次の瞬間、私は自分のその考えを否定していました。
遅くはない、市川は気付いてよかったんだ、遅いなんてことはない!いくらでも巻き返せるー!!
今さらもう・・・とか、ここまで来たら後戻り出来ないとか、そんなことは全然無いんだー!!
そうであってほしい(切実な願い)
間違ったら、やり直せばいい。
やり直しできる、挽回できる!
読んでるうちに湧き出てきた自分の思いが、いつのまにか祈りのようになってましたww
10巻の冒頭ですけども。
市川はツンデレなの?w
化粧が濃いと、美紗緒に厳しいことを言っておいて。
モノローグでは
「嘘。完全に好み」
というふうに、正反対。
ただの「好み」じゃないですからね。
「完全に」好みですから。
そうですか、美紗緒の外見、大好きですか(ニヤニヤ)
市川は美紗緒と手をつなぎます。
この時、「掴んどけよ」と言うんですよ。
手をつなぐとか、握るではなく、「掴む」と表現。
照れ隠しなのかなと思って、次のページを見ると・・・
美紗緒がどっか行きそうだからっていうモノローグ。
どっか行きそうだから、掴んどかないといけない。
切ない(涙)
2人で住めそうな物件を見てる時の市川の顔!
美紗緒と一緒に住んでる様子を想像してるんでしょうか。
頬杖ついて、かわいい顔しちゃって~(ニヤニヤ)
美紗緒の髪を乾かしてあげるシーン。
9巻の美紗緒視点では、語尾の「だよ」しか聞こえませんでしたが。
この10巻は市川視点なので。
何て言っていたのか、明かされました。
なんと、愛の告白!?(ドキドキ)
甘々なセリフに胸キュンです。
その反面、ドライヤーの音でかき消されて、美紗緒には聞こえないからこそ、市川は、やっとこういうことが言えるんだ。
そう思って、読んでて胸が苦しくなりました。
この後、美紗緒が積極的になります。
先に9巻で、この時の美紗緒の心境を読者は知ってます。
最後という覚悟で市川に迫っていることを。
大好きな彼女に、そっけなかった彼女に迫られる市川(ニヤニヤ)
戸惑いつつも、どこかうれしそう。
「一緒に眠るだけのつもりだったけど」と思ってるところに、美紗緒への愛を感じますね~。
市川は美紗緒と結婚するって心の中でもう決めてます。
だから、子宝に恵まれるかもしれない状況も、美紗緒が相手なら大丈夫。
「順番は違ったけど」と考えている市川に、またもや美紗緒への愛を感じたりして(キュン)
このシーン、9巻と10巻を交互に見比べながら読むと、切ないですね~。
甘々です。
モノローグを読まなければ。
2人の考えている事が違い過ぎます(涙)
美紗緒は最後だと覚悟していて。
一方で市川は、美紗緒への愛しい気持ちを募らせてるわけですから。
泣いてる美紗緒を見て、何かあったことは分かるけれど、何があったのかは気づいてやれてないことを、市川は認識しています。
美紗緒は、何があったかは言いません。
市川は美紗緒を抱きしめるしかない状況。
切ないー(泣)
男性社員の左手薬指に輝く指輪が描かれてまして。
「お前もお前も それ どーやったの!?」
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美紗緒を好きになる前の市川だったら、人の結婚指輪を見たら「うわー ご愁傷さま」と思ってたことでしょうw
今は、既婚者を「まじ偉業」と、心の底から尊敬している様子ww
liar最新話の感想や結末のネタバレが続きます
実は、美紗緒へのプロポーズの仕方についていろいろ考えてたんですね~。
夜景の見えるところとか。
しかし、家で何気ない時に言ったわけです。
9巻を読んでる時は、唐突だなって思ったんですけど。
市川のモノローグありきで、このプロポーズのシーンを見たら・・・
美紗緒を好きだという気持ちがこみ上げた時に言ったことが分かるので、すごくいいです!
なんて素敵なプロポーズなんだ(感動)
本当に美紗緒と結婚したいって思ったから言ってる感じが、ものすごくいい!
市川のモノローグが、いじらしくて、読んでて泣きそう(ウルウル)
「こんなプロポーズでいいかな」とか(涙)
そして。
嬉し泣きだと思った美紗緒の涙は、別れの涙で・・・
その後の惨状ですけどもw
市川は眠れなくて食べてもいないそうです。
美紗緒の方も、泣きまくって、顔がパンパンw
あの市川が、「この人には勝てない」と思う部長が、美紗緒をエスコートしているところで10巻終わり。
2人は別れてしまったわけですけど。
部長は恋のキューピットなのか、ライバルなのか。
次が楽しみです!