私は最近、美波はるこさんの漫画を読み返す旅に出ています。
この漫画は、全然読み返してなかったので、感覚敵意は初見状態でしたw
新鮮な気持ちで楽しめて、最高!
ここからはオフィスの悪魔は求愛モードのあらすじや結末のネタバレを含む感想です
美波はるこさんの漫画はどれも面白いので、レビューを見ても高評価のものばかり。
しかしこの漫画はめずらしく、評価がきびしめ。
その理由は・・・
ほのぼのしていないからかな、とw
ドロドロしてるわけじゃないですが、乗り換えてるのでね。
しっかりとTL的なシーンがあって、乗り換えてるのでねw
それでいうと、『幼なじみは横綱サマ!』も最初は別の人と恋愛関係を築いてます。
でも評価はそんなに低くない。
その違いは、やっぱり一線は越えてなかったからかな、と。
この漫画では、佳澄と国方のそういうシーンと、国方と本命の彼女とのそういうシーンがはっきりと描かれています。
一線は越えてないのかもな~と思う隙間はございませんw
そういう恋愛漫画も、いいな~と思いました。
佳澄は、本命の彼女の存在を恵佑から聞かされて、だけど見たことは無いので、うっすら自分は2番目だという可能性があると考えている状態。
1巻は、国方に直接聞くことなく、どれだけ大切にしてくれるかで安心してみたり、不安になったりしています。
その揺れ動いている様子が、読んでいて引き込まれます。
最終回まで読んだ後に、1巻の本命の彼女と国方が会ってるシーンを見ると、結末を知らない時に読んだ時とは感想が違ってきますね~。
知らなかった時は、国方と本命の彼女、なんなんだよ!と思っちゃってたんですが。
実は2人とも、臆病だったんだな、と。
好きって言い合ってるのに、こう言っておけばいいでしょ的な空気をまとわせることによって、自分が傷つかないようにしてるふうに見えます。
佳澄は、国方を家族旅行に誘ってみることで、国方のリアクションをチェック。
オッケーがもらえないと思っていたのに、国方は行くって言います。
うれしそうにする佳澄が切ない!
待ち合わせの駅で、国方が電話してると、佳澄が不安そうに見つめます。
国方は、佳澄を選びました。
ほっとした表情をする佳澄。
釣りに誘った時に、国方が楽しみっていうと、またほっとした顔に。
残念ながら明日は雨になる予報が。
甘々な約束をしたから、佳澄はニコニコしながら眠りにつきます。
しかし、国方は帰っちゃった、と。
この時の佳澄は、頭を抱えてショックを受けるわけですが、泣きわめいたりはしません。
ちょこちょこ国方を試して、自分の方を選んでくれる事でほっとしているのに。
恵佑は、佳澄が国方をそこまで好きじゃないだろって指摘します。
すると佳澄のリアクションが・・・
言われてみれば的な静止でしょうか?w
なんと国方は、佳澄に何も言わずに帰り、彼女を連れ込んでいました~。
うわ~w
これは読んでて、なんなんだよ!と思っちゃうシーンですよねw
恵佑に見られた彼女の言動も、なんなんだよ!と思わせるものですが・・・
今読むと、サラっとした態度を取ることで、彼女は自分の心を守ってるのかもと思います。
あっさりとした関係に見せておいて、実はこじれまくってるという真実。
だけど、離れたくないし、離れられない、みたいな。
恵佑の態度から、事情を感じ取った佳澄は、取り繕った笑顔をしてますよ。
そして、反撃!?
オフィスの悪魔は求愛モード1巻の感想や結末のネタバレが続きます
佳澄は国方を家に上げ、手作りのカレーを食べさせ、帰ろうとする国方を引き止めます。
国方は、ここってポイントを外しませんね~。
ここでは、しっかりと佳澄の要望を聞きます。
携帯が鳴っても、佳澄を優先。
この時に国方が電話に出れば、佳澄は国方に見切りをつけたはず。
それを察知したのか、国方は間違えませんね~。
ある意味、たちが悪い!w
佳澄とは続けていきたいって事なんでしょうけど。
国方が、なぜか本命の彼女と佳澄を会わせるという行動に出たところで1巻終わり。
最終巻に続きます。