朝が「おばあちゃん家行かないの?」と言い出したことがきっかけで、槙生は数年ぶりに実家に行くことに。
槙生と槙生のお姉ちゃんとの関係が、ほんのちょっとだけ分かったような・・・
小さい頃は仲良かったみたいですね。
中学なのか高校なのか、制服を着ているお姉ちゃんは槙生に冷たくなってます。
それしか分かりませんでしたw
ここからは違国日記4巻17話の感想のあらすじや結末のネタバレを含む感想です
槙生のお母さんは、槙生を薄情だと言います。
この時、朝が親戚に囲まれてうつむいてるシーンと、槙生が意見しているシーンが描かれまして。
薄情を辞書で調べると、意味は「思いやりの気持ちが無いこと。相手への愛情が薄いこと」とあります。
親戚たちの方がよっぽど薄情w
ただ、下のコマの槙生は、さみしさはどうにもしてやれないって朝に言っていて・・・
「相手への愛情が薄いこと」は当てはまってそうだから、薄情かもしれません。
でも、朝と向き合い、正直な気持ちを伝えているわけです。
そう考えると、ある意味愛情を感じますし、思いやりもあるんじゃないか、と。
槙生のお母さんが言った「おばさんは薄情で大変でしょう」について、朝は分からないと言いながらも「そうかもー」と返事w
槙生は自分の部屋に入り、お姉ちゃんとのことを思い出してます。
一緒にゲームした時のこととか。
座ってる槙生を、朝が自分のお母さんと見間違えるシーンがありまして。
やっぱり姉妹だから似てるよね~みたいなw
槙生は槙生のお母さんについて語ります。
昔は鋭敏な人だった、と。
今は鈍くずるい人になってしまった、と。
どういうことなのか知りたいと思っていたら、朝が槙生に質問してくれましたw
槙生が答えない感じで、一瞬がっかりしたんですけど。
思い直してくれました!
良かった~ww
鋭敏な人だった頃の槙生のお母さんは、実里は気くばりがきいて槙生は自立してると言ってくれてたそうです。
それが今だと、実里は自立性がないし槙生は薄情だと言い換えるようになった、と。
気くばりがきく→自立性がない
自立してる→薄情だ
なるほど~。
槙生はそれがとても悲しいと朝に言います。
そして、槙生には絶対に許せないことがありまして。
それは、槙生のお母さんが、両親かどうかの確認を朝にさせたこと。
それを許せないと思う槙生は、全然薄情なんかじゃないですよ!
いくら悲しくてつらいからと言って、子供に確認を任せた槙生のお母さんの方が、思いやりの気持ちがなくて薄情。
鈍くてずるい人という槙生の言葉が、ピッタリw
自分が感じている悲しさでいっぱいになって、つらいことを孫である朝にまかせた。
それがどういうことなのかを感じないように鈍くなって、残酷なことをまかせられるずるさを持ってしまった。
・・・悲しい。
違国日記4巻17話の感想の感想や結末のネタバレが続きます
帰りのタクシーの中。
朝は、おばあちゃんが槙生の前だと槙生のお母さんだなって思ったと言います。
朝のお母さんといるとお母さんのお母さんだし、「おばあちゃんはあたしに甘いし」って。
そういうもんですよね~。
朝は、お母さんはどんな人だったんだろうと独り言のようにつぶやきます。
槙生が「誰にもわからない」と言ったところで17話終わり。
槙生には、そろそろ大型犬をモフってほしいですww