こうなるのが怖いから、あいまいにしたままでいたのに・・・
怖いものから逃げると、怖いものに捕まってしまうのはなぜなんでしょうか。
結局、いつかは向き合わないといけないわけで。
怖いから逃げるっていうのは、向き合う時を先延ばしにした上に、ダメージを大きくするだけという。
ここからはお前は俺のモノだろ?最新話のあらすじや結末のネタバレを含む感想です
日花里がテレビを通して海翔の糸くずを取っている様子を見てしまいます。
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糸くずを取っているだけなのに、全然そうは見えない!
こんな角度があったなんて。
あのカメラマンの技術がえげつないって事でしょうね。
よく旅行先の観光地で、遠近法を利用して、自分の手の上に遠くの建物を乗せているように撮るとか、口を大きく開けて遠くの滝が自分の口から出ているかのように撮るとか、ありますけども。
その時って、「もうちょっと下!行き過ぎ!!」とかで、位置の微調整が大変です。
こうやって撮りたいからっていうカメラマンと被写体との連携があってこそ成功するもの。
それを海翔はただ糸くずを取ってるだけだし、あのカメラマンも海翔にはバレないようにしなきゃいけないから隠れてるわけで・・・
そんなに場所を移動出来ないにも関わらず、糸くずを取っているところを、それらしい感じに見事に撮影しちゃいましたよ。
これはすごい!w
当然、テレビの報道の通りに受け取ってしまう日花里。
落ち込んで、丸まってしまいました~。
8話で、今すごく幸せだと言っていた事を思い出して、日花里の表情が沈みます。
ちゃんと海翔から想われているのに。
日花里は、この苦しみによって、海翔との関係をあいまいにしたままでいたことを反省します。
今の関係を崩すのが怖いから踏み込まなかったのに、踏み込まなかったからこうなっちゃった、と。
自分から怖いものに飛び込んでいく時って、覚悟を決めてるからダメだった時にダメージはあっても、どこかスッキリ感と、勇気を出せた自分がうれしかったり、頑張った経験値が増えるっていういろいろな良い事もありますから。
それが、怖いものから逃げて自分を守っているのに、それでも外からの攻撃でダメになったら、もうダメージしかなく。
勇気を出せなかった自分、頑張りもしなくて経験値も増えず、自分で自分を追い詰める思考になってしまうという。
とんでもないダブルパンチが待っている。
まさに日花里は、自分で自分にうんざりする状態となっています。
こんな苦しみを味わいたくないから踏み込まないでいたというのに、恐れていた苦しみを味わうことになり、日花里は大泣き。
ふすまの外の廊下で正座して、日花里の泣き声を聞いている日花里のおばあちゃんが切ない!
海翔の方はというと・・・わりと、のんきでしたw
お前は俺のモノだろ?最新話の感想や結末のネタバレが続きます
日花里は、恐れていた苦しみを味わったので、もう逃げる必要もないって感じなのか、落ち着いた表情で海翔からの電話に出ます。
そしてきっぱりと、海翔のことはあきらめると宣言。
呆然とする海翔。
星空を見上げながら日花里が初恋にさよならを告げたところで、今回は終わり。
あららら~。
海翔が頑張るしかなくなりましたね~(ニヤニヤ)
続きが楽しみです。