しばらく読んで無かったんですが、新刊が出たので読みました。
そうだった、そうだった。
こんな独特な世界観だった!w
ここからは女の園の星最新刊のあらすじや結末のネタバレを含む感想です
読んでる間中、え~・・?この人達、何なの~・・?って静かに思っちゃうような、個性的な人が次々に出てきて、空気感も独特で。
今回も日常の出来事が描かれていました。
いろいろ描かれている中で、私が印象に残ったのが11時間目です。
星先生が学校を休む話なんですけども。
熱が40度を超えてる!?
めちゃくちゃしんどそうです。
おかゆが食べたいって思っていたら奥さんかな、ラインが。
星先生のために、テーブルにごはんを用意してある、と。
具合が悪くて寝ているのを知っている文面。
起こすのが可哀想だった、と書いてあるから、星先生がすごくしんどいことも知っている。
それなのに。
心の底から感謝しながら星先生がテーブルへ向かうと、用意されていたごはんが、おかゆではなく・・・・
カレー!?
しかも、よくある家庭料理のカレーライスではない!?
店で出てくるやつですよ、これ。
ターメリックライス!?
ナン!?
マジで!?ww
めっちゃ手が掛かってる。
朝、星先生が熱を出してしんどそうなのを知った後に、これを用意して出かけて行ったわけですよね。
すごいな!
本場のカレー、ナン、ターメリックライスにもビックリなんですが、それが盛り付けられている食器!
白黒の絵なのでよく分からないんですが、星先生のモノローグによると、でかい銀の皿だそうで。
皿まで本格的!
完全に店ですよ!w
冷蔵庫の中には、ラッシーが。
えー!!w
今日の夕御飯は本格的なカレーにしよう、店みたいに盛り付けて、ラッシーも用意しようって思わなければ、ここまで揃えられないと思うんですけど。
それを朝から準備できるって、いったいどうなってるの!?w
材料は常備されてたってこと!?
めっちゃ謎ですw
星先生は、カレーを食べ始めました。
この後、なぜこんな本場のカレーが用意されてあるのかの理由が明かされます。
店で本場のカレーを食べている時に星先生がした思い出話が原因だったのか~w
あの時あんなことを言ったからって、ボーっと考えている星先生のコマを見て、私は感動しました!
言うタイミングと店を間違えたって星先生は思ってますけど、私は読みながらあたたかい気持ちが胸に広がっていきました。
思い出話を覚えていてくれたってことですよね。
そして、実際にやってくれた。
一般的なカレーを作るのであれば、出来るでしょうけど、本場のカレーですからね。
ナンとターメリックライスですからね!
それらを用意するのは簡単ではありません。
そう思ったら、めっちゃ愛情を感じます。
星先生は、すごく愛されてますね~(しみじみ)
女の園の星最新刊の感想や結末のネタバレが続きます
店でカレーを食べているシーンに戻って、読み返した時に、泣きそうになりましたw
奥さん、めっちゃ優しい!(涙)
そんな感じで、11時間目のここのシーンがとても印象に残りました。
巻末の番外編も好きです。
仲良くなれなそう、と、仲良くなれそう、の2つの言葉の違いというか。
たった1文字「な」があるのかないのか。
味わい深かったです。