詩織のお兄ちゃんの話です。
こうなってきたらも、詩織の両親の出会いの話とか、再婚の方の2人の話とか、ユイの両親の馴れ初めも読みたくなりました!
このシリーズが続くといいな~。
ここからはハタチ過ぎてもなんとかシたい1巻から最終巻のあらすじや結末のネタバレを含む感想です
『ハタチまでになんとかシたい』の方の俊は、完璧なお兄ちゃんって感じでした。
ユイも詩織も、ハタチまでに、好きな相手と済ます事が出来たわけですけども。
俊は『ハタチまでになんとかシたい』の5巻で、黒い髪の女性と仲良くしてるシーンがあります(むふふふふ)
女の人はニコニコしてるし、優しい雰囲気が漂っていて、俊はちゃんと彼女がいるんだなって思いました。
だけど、ちょっと違和感が。
読み返してみると、俊が好きって言った時に、女性のリアクションが・・・
はいはいって。
こういうことしている手前、好きって言ってくれてるんだな~、別にそんな気を使わなくていいのにって彼女が思ってそうなんですよね・・・
行為に関して、ちゃんと心があって、あたたかい空気感なのに。
違和感の理由が、この『ハタチ過ぎてもなんとかシたい』の1巻で判明。
俊は、望み薄い恋をしてる女性がタイプだったのか~w
黒髪の女性は、俊に甘えるのをやめるって言ってます。
俊は女性に恋をしているって認識。
しかし女性の方は、俊に恋されてるとは思っていません。
俊本人が女性に恋してるって思ってるのに、女性がなぜ俊の気持ちを否定するのか・・・
それは5巻を読んで分かりました。
手に入らない恋をする人を慰めると癒やされたって言ってます。
なるほど~。
『ハタチまでになんとかシたい』の方では、お父さんとの事でこじらせちゃってるのは詩織だけだと思ったんですけど。
俊は俊で、こういう影響があったのか~。
幼い頃、詩織が毎日泣いて大変だったから、俊はお母さんを困らせないように耐えていた、と。
上の子あるあるですね。
本当は自分も詩織みたいにお母さんに慰めてもらいたかった、と。
手に入らない恋をする女性と、自分を重ねていたって事です。
俊は、さえに甘えます(ニヤニヤ)
さえの包容力がすごい!
1巻の時は、恋を知らなかったのにw
ただただ探究心だけだったのにw
俊がリードして、恋をさえに教える立場だったのが、後半で逆転。
かっこつけたがりの子供っぽい俊が、すがりつくような感じで、最終的にさえに告白する事になっちゃってますよ(ニヤニヤ)
そして、俊がさえに恋を教えてもらった、みたいなw
好きになれて嬉しいって言って、俊は泣きます(ニヤニヤ)
そもそも俊がさえに声を掛けたのは、さえが翼に恋してるんじゃないかと勘違いしたからでした。
それが、こんなふうにさえに心を救ってもらっちゃって。
好奇心で宝くじを勝ってみたら当たった的なw
しかし何のお咎めもなく、終わるわけではなく。
異世界漫画じゃないですけど、若干ざまあ的な事として、さえの友達2人から、チクチク言われてしまいますww
仕方ないですね。
これぞ、身から出た錆。
さえに頭をなでてもらってるコマでは、俊がさえの友達2人にあっかんべーってしてます。
反撃ですね。
だけど最終的には2人に、完敗w
そして・・・
さえと俊が手をつないで歩き出します。
ハタチ過ぎてもなんとかシたい1巻から最終巻の感想や結末のネタバレが続きます
恋はかっこ悪くなるもので、幸せなものだって知らなかったというモノローグがありまして。
さえの笑顔を見た俊が、頬を染めて、眉毛を下げ、うれしそうな困り顔になったところで、めでたしめでたし~。
最後の、宝物を手に入れちゃったな、がいいですね~(ニヤニヤ)
俊が恋を知って、かっこ悪くなる自分に戸惑いながらも、さえに受け止めてもらえて幸せそうで、読んでいてほんわかしました。
そしたら無性に『きみ諦めることなかれ』が読みたくなり、読み返しました。
隼人のピュアさにズキューンw
隼人もユイも翼も俊も、真っ赤になってる時の表情がめちゃくちゃかわいくて、私のツボです!