4巻も濃かったんですが、この5巻も濃厚でした!
まだ読み終わるまでにページは残ってるよね!?と確認しながら読んでましたw
どのキャラも、それぞれ、興味深かったです。
ここからはセクシー田中さん最新刊のあらすじや結末のネタバレを含む感想です
ベリーダンスをやってたことが、会社の人たちにバレてしまったわけですけども。
笙野の率直な言葉が、京子の心に響きまして。
子供の頃は、ちょっと目立つと標的になってしまう場合が多いですが。
このまま京子は、ベリーダンスを辞めて、うつむいて過ごしていくのかもしれないってハラハラしながら読んでました。
しかし・・・
背筋を伸ばして俯瞰で見てみれば人生は喜劇だっていうモノローグ!
京子から職場の人たちに挨拶をしたり、ベリーダンスのスクールの人たちのライングループに入ったり。
京子がのピンチに、笙野が立ち上がるシーンが、しびれました~w
ダンサーたちは、勇気が無くて飛び込めず。
朱里は、勇気があるけど、スキルが無くて入れずww
助けに行きたいっていう気持ちが伝わってきます。
だからって笙野の単調なリズムで客席が「ん?」となってるのに、朱里の「ん?」なダンスが加わったところで、大惨事。
それが分かってるから朱里も出るに出られない。
笙野は三好に助けられながら、今出来るフルパワーで、ステージをやり終えました!
これは、読んでいて感動です!!
1巻を読み直したくなって、読み直しましたw
京子はなんでベリーダンスを始めたんだっけな、と思ったので。
35歳になった時に、胸を張ろうと思って、ジムに通い始めてベリーダンスを勧められた、と。
胸を張りたいって自分で思って、じゃあどうすればいいのか自分で考えて、ジムに通うことにしたんですね~。
ベリーダンスを勧められた時に、やる前から無理って思うんじゃなく、やってみて・・・
京子は自分から踏み出していったんだなと、1巻を読み返して分かりました。
人からの言葉を聞いて、踏み出していく。
今回も、笙野の言葉を素直に聞いて、会社の人たちに自分からあいさつをしたりしてましたし。
人の意見を取り入れながら、自分で動いてく。
そういうかっこよさが、ベリーダンスに出ているから、朱里や笙野、そして京子のダンスを動画でチラっと見ただけの会社の人たちが、京子に惹かれたわけですね~。
子供の頃でも、そういうふうに強く思って一歩を踏み出せる子もいるだろうし、そのかっこよさが分かる子もいると思いますが、たいていは何も考えてないというかw
それぞれが、今の年齢だからこそ気付けるんだろうなって思います。
京子の場合は35歳の時で、朱里や笙野は今だった、と。
進吾の場合はこの5巻で・・・いや、朱里のダンスを見た時ですね。
小西はまだ・・・かな。もうちょっとって感じがしますw
セクシー田中さん最新刊の感想や結末のネタバレが続きます
いろいろあって笙野と京子がデートする展開となりました!
間違った方向に着飾った京子を見た笙野が叫び声をあげてるところで、5巻終わり。
なんで朱里は、京子の身支度を手伝ってあげなかったんでしょう。
こういう場合は、女友達が本人を置いてけぼりにする勢いで、あれがかわいいこれが似合うとか言いながら、服やメイクをやってあげて着飾っていくものなのに!w
とんでもない状態で現れた京子を、この後、笙野はどうするんでしょうかw
続きが楽しみです!