完結しました。
1話でミホは自分のモテなさを嘆き、ベニコに泣きついてましたけども。
モテる女性になるための努力が、まさかこんなにも「人としてかっこよく」なれる方法でもあったなんて!
ここからはわたしは愛される実験をはじめた。最終話のあらすじや結末のネタバレを含む感想です
最初はミホがベニコにモテる女になる方法を教えてもらうことになり、どんな恋愛のテクニックが出てくるのかを楽しみにしていたんですが。
途中からはミホがどんな人を手に入れるのかに興味が移ってましたw
最終的には、モテモテの人や性格の良い人など複数の選択肢が生まれ、その中からミホが誰を選ぶのかがめちゃくちゃ気になりました!
恋愛の力をつけることで、一目惚れした人を手に入れられるようになるのかと思ってたんですけど・・・
恋愛の力がつくと、人の見る目も養われるし、成長して、考え方や価値観が変化し、前までだったら飛びついていたイケメンに対しても、ん?って冷静になれるんですね~。
これは「あなたの」愛される実験、というのがベニコの最後のアドバイス。
意味が分からなかったんですが。
この漫画のタイトルは『わたしは愛される実験をはじめた。』ですけども。
わたしは「誰に」愛されようとしているのか。
そう言われれば、「誰」が示されてない!?
ミホが考えた結果、そこに「私」をあてはめるんじゃないかとひらめきました。
私が私に愛される=私が私を愛する
ここを読んで、好きな人が好きなものを好きになる現象が頭に浮かびました。
食べ物だったり、好きなアーティストだったり。
好きな人がこの食べ物好きって言ってるから食べてみようとか。
好きな人と同じものを好きになりたいと思う気持ちっていうか。
そんな感じで、好きな人が自分を愛してくれたら、自分も自分のことが好きになれそう、だって自分は好きな人の好きな人だから。
だから人は誰かに愛されたいと思うのかもしれないなって。
「私が私を愛する実験」だとミホが思った後に、テラサキにさよならって言ってるのを見ると・・・
自分が自分を愛せたら、自分が自分を愛せない恋はするべきではないっていう判断基準を持つことが出来るんですね~。
みんなにモテモテのかっこよさに惑わされることなく、この人はどういう人なのかという本質をとらえることができる。
ミホは、ただモテる女性ではなく、かっこいい人にもなっちゃいましたw
去っていくミホの後ろ姿を見ているテラサキの表情は・・・
しばらく経ってから、ミホの良さに気付いて心を入れ替え、アプローチしてきそうな感じがあります(ニヤニヤ)
その後のミホは、何人かの男性から声を掛けられます。
懐かしのオクムラも名前だけ登場w
アプローチしてきてる!?w
クリタとも、友達の範囲は出てないですが、いい雰囲気。
そんなシーンの直後にミホの結婚式。
ミホが誰を選んだか、本編の中に新郎の姿はないので分からず。
クリタかなって思う流れですが。
そういえば今回の25話の表紙にミホの隣に新郎の後ろ姿が描かれてたっけって思い出し、見てみると・・・
髪型はテラサキでもクリタでもオクムラでもない。
いや、髪型は誰もが変化しますしw
アゴに、ヒゲがある!?
この人は、ミホがあしらっていたイケメンか!?
まだミホが出会ってない(漫画に出てきてない)人の可能性もありまくりますし。
わたしは愛される実験をはじめた。最終話の感想や結末のネタバレが続きます
結局誰だか分からないんですが、ミホは最高の相手を手に入れたことは間違いありませんww
この続きが、1話の冒頭ということで。
めでたしめでたし~。
巻末の恋が叶うQ&Aには、エールが書いてありました。
人生はリアクションではなくアクション。
受け身じゃなくて。
25話の中のミホのモノローグを思い出しました。
運命の相手は待っているだろうから、白馬に乗って迎えにいってあげようって。
かっこいい!w
もう待ちくたびれなくて良くて、お姫様が白馬に乗って、王子様を迎えにいっていいんですね!!