甘い言葉は恥ずかしかったり胸きゅんしたりするもの。
甘すぎる言葉になると、いろいろ通り越して、笑ってしまうものなんだな。
いやこの作品の場合は、もはや笑いも通り越していって、感心してしまった。
胸きゅんした部分を書き記していく。ネタバレあり。
Sugar Escortの内容紹介
イラスト:一色箱
シナリオ:緑山灯
レーベル: BULLET
トラックリスト
01:君の瞳に乾杯
02:同じ香り
03:やっと一つになれたね
04:マイスウィート
05:君のお願いなら
06:僕色に染まっていく
07:僕のオアシス
08:キャストフリートーク
我々を胸きゅんさせてくれる登場人物
♀主人公 声:無し
♂西園寺貴史(28) 声:ミノベサトル
貴史は外資系企業の御曹司。海外生活が長い。
2人は付き合っている。
ニヤけまくりの胸きゅんポイント(私個人の)
セリフは甘いんだけども、胸きゅんしたかっていうとどうだろう・・・・。
しかし、全体を通して胸きゅんはした。
え?どこで?って感じだけれども(←おい!笑)、胸きゅんしたのは、声だ。
低くて穏やかな優しい声。言い方も、素朴。
だから、キザで「何言ってんだ!?」って思ってもおかしくない場面でも、そう思わない。
聞いてて笑いそうになるんだけど、その声と言い方の穏やかな感じによって、笑いそうになってる気持ちがスーっと落ち着く。
そして、すごいな!と感心する。
で、どんなキザなことを言われても主人公はツッコんだりしない。さすが、彼女だ。彼女だもんな。好きなんだもんな。付き合ってるんだもんな。キザとか思わないんだろうな。
それでは、完全なる独断と個人的な趣味による胸きゅんネタバレの開始。
彼女をマイスイートと呼ぶ パート1
遠くから走ってくる貴史。彼女を待たせたことを謝る。
「夜なのに君の笑顔はまぶしいな。お待たせしました、マイスイート。」
さっそく甘いですな~(*ノ▽ノ)
彼女の頬が冷えていたから「大丈夫。僕があたためてあげる。」と言い、ドレスコードのある店だけど「いつも通りの君でいい。いつも通りのかわいい君で。」って。
冒頭から甘い~(*ノ▽ノ)
僕色に染まってくれたら
彼女と過ごす時間を作れなかったから、彼女が離れてしまうかもと心配だった貴史。
「君がそう言ってくれても、周りの男は放っておかないよ。」
「だって、最高に素敵な人だもの。」
「だから今日は少しでも僕色に染まってくれたらうれしいな。他の男が手を出しにくいように。ね?」
「君の瞳に乾杯。」
甘い言葉のオンパレード。全然ためらいもなく、スル~っとこういう言葉が出てくるのがすごいわ。(*ノ▽ノ)
プレゼント
いちゃいちゃタイム。
「手、かして。僕の心音、すごい音でしょ?緊張してるのは君だけじゃないよ。」
「君に見つめられるだけで、僕の胸は張り裂けそうだ。」
「好きだよ。」
低音で優しい声に胸きゅん。
あーだこーだが終わって。
貴史は指輪をプレゼントする。彼女の左手の薬指にぴったりはまった。
「結婚を前提に付き合ってほしい。・・・ダメ、かな?」
彼女の返事を聞いた貴史は嬉しそうに笑う。
「最高のクリスマスプレゼントだ!」
「一生大切にする。」
「好きだよ。ちゅっ。」わ~(*ノ▽ノ)
貴史は彼女の生まれた年のワインを用意していた。ワインを開けて、注ぐ。
「最高の夜に乾杯。」だってさ。
彼女をマイスイートと呼ぶ パート2
「ん?どうしたの。おいで?」彼女を優しく呼ぶ。
「君の濡れた瞳が~」って彼女の瞳があーだこーだ話す。
「明日、動けなくても僕のせいにしてはいけないよ。」
そう言って、またいちゃいちゃタイムへ。
終わって一息つく。
「僕のお姫様は、眠ってしまったみたいだね。」
「かわいい寝顔。」
「無理をさせてしまってごめんね。でも、最高にかわいかったよ、マイスイート。」
「おやすみ。ちゅっ。」
彼女が寝ているのに、甘い言葉をささやいている。(*ノ▽ノ)
甘いやり取り
貴史が仕事の電話をしていると、彼女が目を覚ます。
「おはよう。ちゅっ。」
「メリークリスマス。ちゅっ。」
朝から甘い~。胸きゅん♪
彼女がお願いがあると言う。それを聞いた貴史は
「まさかそんなお願いだとは。困ったな。君のことが愛おしすぎてどうにかなってしまいそうだ。」
「今すぐプロポーズしてしまいたい気分だよ。」って喜ぶ。
あーだこーだあって、二度寝することに。
「幸せだ。おやすみ。ちゅっ。」
すやすやと眠りにつく。
キザで甘い言葉連発
貴史が用意した服を着る彼女。
「君が少しずつ僕色に染まっていくようで、すごく気分がいい。」って言う。わおっ!
目的地に着いて、2人は車から降りる。散歩をしていると、貴史に電話がかかってくる。仕事に行くことに。
仕事が終わった貴史は彼女に電話する。
「今すぐに会いたい。すぐに行く。」って。胸きゅん♪
彼女の家のインターホンが鳴る。ドアを開けて貴史を迎える。
「ありがとう。ただいま。ちゅっ。」
彼女の顔を見られたから、もう帰ろうとする貴史。彼女は引き止めて、貴史を部屋へ招き入れた。
「もっともっと、世界中の誰よりも君のことを知りたい。」
「僕は、君の全てが愛おしくて仕方ないんだ。」
この甘い言葉に、「お互いさま」って言う彼女に他対して貴史は笑ってから
「君は僕のオアシスだね。乾いた喉が一気に潤ったような感覚だ。」って。おおお~!
そして彼女に「一緒に暮らさないか?」と言う。
「君がいないと呼吸もうまく出来そうにないよ。」
「好きだよ。ちゅっ。」
そして、あははって笑ってから貴史は明るくて優しい声で
「僕が最高の休日をエスコートしたかったのに、なんだか君に全部持って行かれてしまったね。」
「君に出会えて良かった。生まれてきてくれて、ありがとう。」って。
出てくる出てくる~甘い言葉がどんどんと~(笑)
声のトーンが真剣な感じになって
「一生大切にするよ。愛してる。ちゅっ。」
「これからも、よろしくお願いします。ちゅっ。ちゅっ。」
そのままチュッチュし続けるのであった。(*ノ▽ノ)
まとめ
マイスイートと呼ぶところとか、実際だったら変に強調した言い方をして、わざとキザなことを言ってる感じを出すと思う。
そうじゃなくて、本気で普通のこととして、マイスイートとか君はオアシスだとか言う場合は、こういう風に言うんだなって勉強になったというか。こんなセリフをナチュラルに言えてることに拍手を送りたくなってしまった。
穏やかで優しい声だったから、笑うこと無く、むしろゆったりした気持ちになれた。
これがもし、いかにもイケメンボイスで、決めゼリフっぽく言ってる作品だったら、きっと笑い転げてたに違いない。
おすすめポイント
低くて穏やかな優しい声。
彼女への気持ちをストレートに、ロマンチックな言葉で表現しているところ。
笑えるかもしれないし胸きゅんするかもしれなくて、それは聞く人によるけれども、どちらにしろあたたかい気持ちにはなれる。