来世を誓って転生したら大変なことになった1巻の感想

異世界漫画が好きで、評価も高かったから読んでみたら・・・

タイトルと表紙で甘々な話なんだろうなとのんびり構えていたら・・・

泣かされました！！w

ここからは来世を誓って転生したら大変なことになった最新刊のあらすじや結末のネタバレを含む感想です

これから読もうとして表紙を見た時は、高校生が年上の女性に熱烈アプローチして溺愛する話かなって思ってました。

読み終わった後は・・・

高校生が年上の女性に熱烈アプローチして溺愛する話・・なのは、そうだったんですがw

この表紙を見て、読み終わった今は、泣けます。

何にぐっと来るのかというと、ハロルドの心からの笑顔。

その笑顔で姫を見つめ、片手は胸に、もう片方の手は姫に差し出しているところです。

この屈託のない笑顔がぐっと来ます（感動の涙）

中身の感動した部分について。

現世で出会い頭にハロルドがプロポーズするわけですがw

39歳の姫は年齢を気にします。

17歳のハロルドは、まったく気にしません。

1ミリも不安や気持ちのブレはなく、まっすぐ姫を口説きます（ニヤニヤ）

ハロルドは無邪気な感じなのかなって思っていたら。

年齢差を気にする姫の不安を察して、連絡を待つシーンがあります。

姫から連絡が来て、ありがとうと言ってかみしめるような表情をしているんですよ。

無邪気なわけじゃない！？

水族館デートで、2人は手をつなぎます。

ハロルドはうれしそう。

姫もうれしいのですが、周りの目が気になります。

ハロルドの手を振り払ってしまって、そんな自分に青ざめる姫。

ハロルドが姫に優しい言葉を掛けます（感動の涙）

姫の苦しさをしっかり分かっていて。

しかし、同時にハロルドは姫への愛しさも伝えるんです。

だから、空気がおだやか。

だから、姫も正直に今自分がどう思っているのか、不安な気持ちを話す事が出来る。

普通だったら、周りの目を気にした姫がハロルドの手を振り払って、険悪になってもおかしくありません。

なのに。

ハロルドの包容力！（感動の涙）

ハロルドは、笑顔で姫の前を歩きます。

すると姫が、ハロルドの裾を引っ張りまして。

今、手を握るのはハードルが高いけど、裾ならって事です。

かわいい！

ハロルドが姫の不安を分かって受け止めたからこそ、姫もこうして自分の出来る精一杯でハロルドに向き合って行こうと頑張れるわけですね（感動の涙）

前世のシーンがあります。

ハロルドが摘み取った花を姫にプレゼント。

高貴な身分の姫には、そのへんの花ではなく、庭園で育てられたバラじゃないとってなりまして。

けれど姫は、バラよりもハロルドにもらった花がいい、と。

ここで1巻終わり。

来世を誓って転生したら大変なことになった最新刊の感想が続きます

姫と騎士の身分差を、野花と庭園のバラで表現されています。

切ない！

なるほど。

前世では、身分差。

現世では、年齢差。

前世でハロルドは身分差に苦しんだ。

だから現世で年齢差に苦しむ姫の気持ちがすごく分かるんですね～。

そして、前世の身分差を乗り越えるのはとても難しかったでしょう。

それに比べて、現世での年齢差なんてどうって事無いって感じなのかな、と。

現世の「年齢差での恋愛」は、世間の目が気になる程度ですもんね。

今は17歳だから、法律的に問題ありですがw

18歳になり、もう20歳越えてしまえば、問題無し。

前世で姫をものすごく好きだったのであれば、ハロルドにとっては現世の年齢差なんて何のハードルにもならないんでしょうね～（感動）

しかし同時に、年齢差で苦しむ姫の気持ちもしっかり分かってるのが、また良い！

次も楽しみです！

＞＞来世を誓って転生したら大変なことになった2巻の感想