何でも話せる友達と、家で2人きりでお酒を飲んでて、そういうことになってしまう。そこまではトラック1だけで描かれている。
残りで、どうやって恋が始まっていくのか。わくわくドキドキ。
この作品では、恋の相手である大知が、うじうじした性格をしてる。イラストから、奥手そうな感じが出てる(笑)
聞いてると、そういうところにやきもきするけれど、言う時は言うんだなって思ってキュンとした。
胸きゅんした部分を書き記していく。ネタバレあり。
抱かれてから始まる恋~大知編~の内容紹介
イラスト:炬太郎
シナリオ:七福さゆり
レーベル:BULLET
トラックリスト
01:酔ッタ勢イ
02:微妙な朝
03:ふたりと雨
04:雨宿り
05:本音
06:それで……いいの?
07:気が付いた
08:始まった恋
09:帰らないでいいんだ
10:卒業
11:フリートーク
我々を胸きゅんさせてくれる登場人物
♀主人公 声:無し
♂三井 大知(27) 声:マーガリン天狗
大知は大手メーカー勤務。性格は奥手で真面目。
主人公とは3ヶ月前に飲み屋で知り合い、友達になった。
ニヤけまくりの胸きゅんポイント(私個人の)
酔った上での出来事を、大知は主人公に後日謝ろうとする。だけど、なかなか切り出せずうじうじ。
電話で友達に主人公のことを突っ込まれたら、友達にはピシっと言ったところにドキッとした。
きちんと話がしたいから、お酒を飲まず、ウーロン茶を飲んでるところも、誠実で胸きゅん♪
主人公と付き合ってからは、好き好き言っててかわいい。
それでは、完全なる独断と個人的な趣味による胸きゅんネタバレの開始。
大切な友達だと言いかけてやめる
主人公にいろいろと愚痴り始める大知。主人公にいろいろ指摘され、質が悪いと言われてしまい大知は落ち込む。
店から大知の部屋に移動し、飲み直す。2人きりだと、普通の女の子とだったらいろいろ考えるけど、主人公は友達だし、大知は主人公にさっきタイプじゃないと言われたしって言う。
あーだこーだ話す。少しの沈黙の後
ほとんど息みたいな声で「あ、えっと・・・その・・・」と言った後「ちゅっ。ちゅっ。」って。←えー!
「ねえ、俺ってさ、やっぱ退屈、だよね?」とささやいて、続ける。
「ちゅっ。ちゅっ。あ、ダメだ。大切な・・ちゅっ・・友達なのに・・ちゅっ。ちゅっ。」
「ちゅっ・・ちゅっ・・ごめん。拒んでくれないと・・・ちゅっ・・止められそうに・・ちゅっ・・ない。」
いちゃいちゃタイムへ。
「ちゅっ・・突き飛ばしても、いいから。ちゅっ・・むしろそれくらいやらないと・・ちゅっ・・止まらない。」
「そりゃ分かるよ。だって、君は大切なともだ・・・あ、なんでもない。」←言いかけて、やめる。せつな~い!
あーだこーだが終わって、大知は主人公に眠いか聞く。
「うん。大丈夫。俺が連れて行くから。」と静かに言う。←せつなさも感じつつ優しいところに胸きゅん。
朝6時半。アラームが鳴る。起きる2人。
大知は気まずい感じで主人公に話しかける。
大知は飲み物を出したり、シャワー浴びることをすすめたり、お腹すいてるならご飯を用意するし、帰るなら送ろうかといろいろ気遣うが、主人公は断り帰って行った。
割り切った関係じゃない!とキッパリ否定する大知
店で飲む2人。大知は何か言おうとするけど、言わず。他愛のない話をして、店を出る。雨宿りで、近くのラブホに行くことに。
濡れて冷えたから主人公が先にシャワーへ。待ってる大知の携帯に友達から電話がかかってきた。
友達に主人公のことをあれこれ聞かれる。友達の言葉に大知は
「割り切った関係なんて冗談じゃない!」と大声を上げる。
「俺はあの子の事、そんな軽々しく見たことなんて一度も無い。」とキッパリ。←おおお~。聞いててニヤニヤ。
酔った上でのことだったけど、主人公が大事で大切だと言う大知。友達に、けしかけられて「分かってるよ!分かってるけど、なかなか言えないんだよ!」と大声になる。電話を切った後、「不器用っていうか、これじゃヘタレだ。」と落ち込み、「ちゃんとしないと。」と決意する。
主人公が戻って来て、交代で大知がシャワーへ。主人公が帰ったんじゃないかと心配になる大知。帰ってないことになぜかお礼を言ってしまったり、そろそろ寝ようかって言ったところから変な感じになる。
主人公の言葉に対して、声を荒げて否定し、ソファーに寝ることにした大知。
離れたところから、大知は落ち着いた声で
「俺、そんな目で君のこと見てないから。」
「そんなつもりで今日誘ったわけじゃないから。おやすみ。」と主人公に言う。
告白
2週間ぶりに会う2人。店で、主人公はいつものを注文。大知はシラフで話したいからという理由でウーロン茶を飲んでいる。
大知は主人公との3ヶ月間を思い出しながら、悩み相談がメインだったのに主人公と会うことがメインになっていったと話す。
大知がからかってると思う主人公。疑われた大知は、真剣な顔をして言う。
「俺、君が好きなんだ。」
「隣にいたのが君じゃなかったら、したいと思わなかった。ほんとだよ。」
「順番は逆になっちゃったけど、言わせてください。」と言った後、大きく深呼吸をする大知。そして
「君と肉体だけの関係になりたいなんて、一瞬足りとも思ったこと無い。」
「俺は、君が好きです。」
「だから、俺と付き合ってください!」←わ~!言ったー!言えたー!(*ノ▽ノ)
さっきの堂々とした声から一変、弱々しく「ダメ、かな?」って。
主人公の返事を聞いた瞬間、「ホントに!?」と大きな声を出す。
絶対振られると思ってた大知は、元気よく生ビールを注文。一気に飲み干す。すぐにおかわり。←(笑)
2人は、これからよろしくってことで乾杯する。←良かった良かった。
中学生みたいな大知
映画を見終わって、家に着いた2人。コーヒーを注ぐ。
映画の話をするものの大知の様子がおかしくて、主人公は映画がつまらなかったのかと思って心配になる。でも大知は
「隣に座った君の顔が見たくて。」←かわいいこと言うね~。胸きゅん♪
「映画よりも、いかに君にバレないで顔を見られるかっていうのばかりに集中しちゃってさ。」
「真剣な眼差しがかわいくて、愛しくて、すごいドキドキした。」って。←わ~(*ノ▽ノ)
大知が自分のことを大人なのに中学生みたいだと言うと、笑う主人公。
そしていちゃいちゃタイムへ。
あーだこーだが終わって、大知は主人公に「ねえ。もっとこっちにおいで。」と言う。
「つかまえた。ちゅっ。」って。←わ~(*ノ▽ノ)
幸せ過ぎてどうにかなってしまいそうだと言う大知。主人公の言葉を聞いて、2人でどうにかなっちゃおうかと言って笑う。
いろいろ話す2人。明日の予定が決めた直後、大知はあくびをする。主人公にもあくびがうつったことを笑う大知。そろそろ寝ることに。
大知は「じゃあ、おやすみ。ちゅっ。」って。←優しいささやきに胸きゅん♪
好きって言い合う2人
主人公の手料理を食べた後、食器を洗い終わった大知。
「これでもう、飲み屋に通うのは終わりだ。だって、もう君がいるから。」と言う大知。
話している途中で大知は「あ!」と大切なことに気付く。
「そういえば俺、君に好きだって言ってもらってない!」
主人公にそっと「言ってほしいんだけどな。」って。←胸きゅん♪
主人公は言うけど、大知は「聞こえなかったから、もう1回。」って言うものの、主人公に疑われて「うん。嘘だよ。でも、もう1回聞きたい。」って。←このやり取り、かわいい。キュンキュン。
そしてここから、胸きゅんラストスパート!!(*ノ▽ノ)
もっと聞きたいって言う大知に、主人公は応える。嬉しそうにちょっと笑ってから
「うん。俺も好きだよ。」
「好き。」
「大好きだよ。」
「言ってもらうのもいいけど、言うのも好きだな。言う度に君のこと、もっともっと好きになっていく気がする。」
あははって笑ってから「思い込み効果とかじゃないから。」って。
そして大知は主人公に近づく。
「ホントに君のことが大好き。」
「君が信じてくれるまで、何度だって言うよ。」
「好きだよ。ちゅっ。」
そっとささやくのであった。
まとめ
切ない胸きゅんがちょこちょこあった。
特に切なかったのは、主人公に割り切った関係を望んでると思われた大知がソファーで寝ることにした付近のやり取り。
主人公が大知のことを割り切った関係を望む可能性があるって判断したのかと思うと、大知が不憫というか。まあ、その前に何度もチャンスはあったのにうじうじして主人公に何も言わなかった大知が悪いんだけども。
聞いてるこっちとしては、友達との電話で「割りきった関係なんて冗談じゃない!」と大知の口からハッキリと聞いた後だったから「そんなつもりで今日誘ったわけじゃないから。」が悲しく響いたわ~。
大知がそんなつもりじゃないことを当たり前に分かっていてほしかったのに、主人公に「そんな目で君のこと見てないから。」とわざわざ言わなきゃならなかった大知。切ない。さっさと気持ちを言わなかった大知のせいなんだけども。
うじうじした性格だからこその、この切なさ。
その切なさがあってこその、好きって言い合うところの胸きゅんラッシュ。良かった良かった。
おすすめポイント
大切な友達相手だからこその切なさ。
友達にキッパリを否定するところと、主人公に真剣に告白するところ。
中学生みたいなかわいい愛情表現。
好きっていっぱい言うところ。