漫画を読んでたら結末が気になったので、小説を読むことにしました。
ヴィアの決断力に惚れ惚れ!
タイトルの『プライド』という言葉が示している通り、ヴィアのプライド、カッコよかったです!
ここからは仮初め寵妃のプライドの小説のあらすじや結末のネタバレを含む感想です
いろいろあった後に、ヴィアは去る事を選びました。
自分だけ良ければいい的な考えや、一時的な感情に流されず、国全体の事も考えての判断。
かっこいいです。
しかし、そのまま物語が終わるわけはなくw
ヴィアに戻って来てもらおうと、みんなが動き出しまして。
セルティスが危篤というウワサで、ヴィアをおびき寄せる、という作戦。
ヴィアがどれだけセルティスを大切に想っているのかが分かってしまうわけです。
セルティスからしたら、ヴィアが戻ってきてくれなければ2重の意味でショック。
会えないって事と、もう心配してくれないんだなって事ww
結果はというと・・・
普通は6日掛かるところを、ヴィアは3日で到着したのでした~。
一刻も早くセルティスの元に行きたかったという強い想いで。
良かったw
そして、セルティスの事だけじゃなく、アレクにも会いたかったわけですよ。
お金が無かったであろうヴィアが、どうやってお金を工面したかというと・・・
エベックにもらった褒章を売り払ったそうですw
思い切りの良さに感心するセルティスww
ヴィアはこういう時の決断力が素早いし、きっぱりとしているし、かっこいいですね。
弟の一大事だから、自分の全力を使って会いに行く、と。
気迫を感じられます。
ここ!っていう場面で、本気の行動が取れるのはものすごくかっこいい。
分かっていながらも、いざとなると踏ん切りがつかず、躊躇してしまったりしますから。
そういう「いざ」という場面では、その迷ってる数秒が命取りになったりするわけですよ。
どうせ決断するんなら、もっと早く決断して動いておけば、確実だったのに、みたいな。
ヴィアは、その決断が素早いので、しっかりと勝ちを手に出来るんでしょうね~。
最初にアレクのところに行った時も、早かった。
だから皇帝に手を出される前に、アレクの寵姫になる事が出来、セルティスを守るという目的を達成できた、と。
かっこいい!
何年経っても、遠くに離れていても、弟を大切に想う気持ちは何一つ変わらずにいたヴィアは、みんなの思惑通り、戻って来たわけです。
6日掛かる距離を3日で戻ってくるかっこいいヴィアですけど、アレクの前ではかわいくなる一面もあって。
こんな身なりでは、会いたくないという女心(ニヤニヤ)
アレクを待たせます。
あっさり甘々ってならずに、焦らしますね~w
そしてついに、その時が。
すぐに会える距離にいるのに、会ってもらえなかったアレクですから。
ヴィアから、わたくしの陛下と言われたら、アレクはそりゃもう舞い上がるでしょうよ(ニヤニヤ)
みんなでワイワイしている様子もあって。
仮初め寵妃のプライドの小説の感想や結末のネタバレが続きます
甘々なシーンだけじゃなくて、こういうシーンもいいですね。
ハッピーエンド感が満載!
そしてヴィアは、ヴィアトリスという大切な名前を返してもらいます。
その後、アレクはたった1人だけを愛し、一男四女をもうけたそうで。
アレクは名君でありながらヴィアトリスにだけは頭が上がらなかった、ともっぱらのウワサである、という文で、めでたしめでたし~。
つまり、好きな女性に対しては弱いって事(ニヤニヤ)
最後にアレクのかわいさを感じられて、ほんわかしましたw
ハッピーエンドで良かったです。