この作品を聞くと、元気になる。
寝る間際には、絶対に聞いてはいけない。
起こされるから!
あ、そっか。だったら、目を覚ましたい時に聞けばいいんだ。
胸きゅんした部分を書き記していく。ネタバレあり。
只今恋愛中!久幸編~Firstkiss~初恋は実らない!?の内容紹介
イラスト:あずき猫
シナリオ:岩城もこ
レーベル: ラビットキャンディ
トラックリスト
01:俺たちの関係
02:手を繋ぐという事
03:Firstkiss
04:準備
05:はじめての……
06:言葉にできない
07:モーニングコーヒー
08:今度こそ、はじめての……
09:フリートーク
我々を胸きゅんさせてくれる登場人物
♀主人公 声:無し
♂久幸 声:櫻井真人
2人は大学生。高校の時からの友達。
ニヤけまくりの胸きゅんポイント(私個人の)
胸きゅんは、全体を通して、久幸というキャラクターに。
焦ってる状態を口に出すし、主人公にノリツッコミもする。初めてでうまく出来ないってことも言う。
最初は、騒がしいキャラクターが楽しいなって思って聞いてたけれど、何回も聞いているとキュンとしてきた。
正直に全部言ってしまう久幸は、誠実でかっこいい。
だからこの作品は、あのシーンのあの言い方が胸きゅん!とか、あの時の甘い言葉に胸きゅん♪ってのは少ないのだけど、全体を通して薄く胸きゅんしっぱなしなのである、私は。「薄くってなんだよ!」と頭に浮かんだけれども。
それでは、完全なる独断と個人的な趣味による胸きゅんネタバレの開始。
テンションの上がり下がりが激しい久幸
トラック1。待ち合わせ場所に久幸が来る。
主人公に「なあ。俺達ってさ・・・」と言いかける。でも途中で言うのをやめる。
言いたいこと分かるって主人公に言われて、「へへへ。」と笑う久幸。主人公の反応に
「キモいとか言うなよ!」と元気よくツッコミを入れる。
それから久幸は意を決して「俺達って、付き合ってるの?」と主人公に聞く。主人公の反応に
「私に聞かれてもって、お前だって当事者だろうが!」とツッコミを入れる。
お互いに告白はしてないけど、デートみたいなことはしょっちゅうだし、と久幸が話していると、この店に入るのかどうか主人公に聞かれて
「ああ、うん。この店入る・・・って、ちょちょ、ちょっとちょっと!ちょっと待って。」
「入る入る~♪だからそうじゃなくて!」ノリツッコミをする久幸(笑)
主人公に「もう少し俺が何を言おうとしてるか考えろよ。」と言う。主人公が言ったことに対して
「ムードってなんだよ!」
「あ~~・・うるさいな!俺なりの精一杯だ!」って。
主人公の余裕がある様子に文句を言うけど、実は主人公もドキドキしていた。それを知って
「あ、そうなんだ~。ドキドキしてるの、俺だけじゃ無かったのか~。」と言って、あははは~と笑った直後に
「えー!えええー!!!??」って大きな声を出す。コロコロと声のトーンが変わるし、騒がしいし(笑)
その後、「俺に告白しろってことか?」とか、「っていうか告白しようとしてるのバレてるのか?」って言っちゃう久幸。
「なんだよ!なんなんだよ!俺ばっか1人で、バカみたいじゃんかよ!」と取り乱した後、普通のトーンに戻って「めし食うぞ。」って。
ここまで胸きゅんは全く無かったのだけど、1人でドタバタしてる感じで、元気な久幸がかわいい!
「悪かったな!好きみたいなんだよ!」と逆切れで告白
トラック2。店を出る。
おいしかったと言いつつも、どこか元気がない感じの久幸。主人公に
「その・・・ここ、ムード無いから移動してもいい?」って。ムードの部分を強調した言い方をする。
主人公にムードのことを言われたから。ちょっと怒ってる感じの久幸。ボソッと「なんなんだよ、ったく。」って。
声のトーンが変わって、静かに「手、出して。」って言う久幸。おお!急にそういう感じに?ふいうちで、胸きゅん♪
歩いている途中で主人公が好きって言ったと思った久幸はテンパる。主人公に手のことを言われて、
「あ~!!ごめん!順番間違えた!」って慌てて、あわあわする。その勢いで
「もう!お前!いいから俺と付き合え!」と告白。
「・・・なんだよ。・・・返事は?」って。
順番間違えたらよく分からなくなったと言う久幸。「俺、お前のこと・・・」と言いかけて、その先が言えずに、もごもご。
主人公に見つめらて、また変な勢いが付いた久幸が
「悪かったな!好きみたいなんだよ!」
「だから俺は!お前のことが好きなんだよ!!」って大きな声で言う。声が大きいから聞いててビックリしたわ!音量!!
キュンキュンするためにあるはずの告白シーン。久幸というキャラクターが全面に出てるせいで胸きゅんがどっか飛んでいく!(笑)
「今日から恋人だな。」って笑う久幸。
好きみたいって言った理由を、好きってなんなのか考えてて、よく分からなくなり、ウソはいけないと思ったからだと説明。
誠実な久幸
久幸は、主人公にさらっと好きだと言われて、またムードのことを持ち出してスネる。
「言っとくけど俺、女と付き合うの、初めてだからな。」
「いろいろ不慣れだから許せって言ってるんだよ。」
「悪かったな、かっこ良く告白出来なくて。」って言う久幸。カッコ悪いことでも隠さずに伝えてるところに胸きゅん♪
久幸は、主人公と一緒に図書館に出かけたりしてるだけで満たされてたけど、誰かに取られるかもしれないし、友達以上になりたかったと話す。
「そもそも、俺に恋愛スキルなんて無くてさ~。触りたいな~とか思っても、いつ触っていいのか分かんねぇし。っつか、怒られるじゃねぇかと思ったし。」って。かわいいな。
ちょっと真面目なトーンになって「俺、お前のこと、好き。」って言う久幸。おお!ドキっとした!
その後すぐ、主人公のイマイチな反応にツッコみを入れる。でも、それはお互い様だなって笑う。
「俺たちいつも、こんな感じだよな。」って。あ~そうなんだ~。いい関係だな。ほっこり胸きゅん♪
「これから、末永くよろしくお願いします。」と言った久幸の言葉に引っかかる主人公。そんな主人公に対して久幸は
「はー!?末永くだろうが!」と大きな声を出す。
「お付き合いをすると決めたら真剣にだな、俺はお前のことを・・って、お前、何言わすんだよ!!」と騒ぐ。
主人公に面白いと言われて一旦落ち着くものの、笑われてしまい
「何なんだよ!何なんだよ!!なんで今笑ったんだよ!!!」と叫ぶ久幸。
わーわー言ってるけど、誠実な部分が垣間見えて胸きゅん♪
今はこれでいいって言う久幸
トラック3。水族館に行った2人。その後、夕日を見ながらいろいろ話す。
久幸は静かにささやくような声で
「なあ、キス、していい?ちょっとこっち来て。」
「こっち向いて。」
「もうちょっと、こっち。」って。おおお~。ニヤニヤする展開に!
口開けてって言って、いよいよかと思ったところで「なんかごめん。」って笑い出す久幸。
「告白も下手くそ。キスも下手くそ。・・嫌いになった?」としおらしく主人公に聞く。
仕切り直して
「やっぱ口閉じて。」
「目も閉じて。・・・ちゅっ。」
で、へへへって笑う久幸。
「今は、これでいいよな?」って。かわいい~。キュンキュンする(*ノ▽ノ)
「俺、お前のこと好きだ。ちゅっ。」
次のデートの約束をした後、久幸は
「な?もう1回キス、していい?・・・ちゅっ。」ってして、へへへって笑う。
ここで来た!甘い雰囲気が!愉快な2人には無理かと思ってたけれども。久幸がかわいくて、かなりキュンキュンしてしまった(*ノ▽ノ)
薬局にドタドタと入っていく久幸
トラック4。主人公と待ち合わせ。
途中で薬局に寄ることにした久幸。心の準備が出来てなかった久幸が、わーわー言って騒ぐ。そして
「お~おおお前はここで待ってろ!この戦いは、俺1人で十分だ!」
主人公を外で待たせて、ドタドタと歩いて行く。
戻ってきて、お徳用とかメンソールとかいろいろあってどれがいいか分からないって言う久幸。
主人公の反応を見た久幸は「ゴムの話だよ。」って。引いてしまった主人公に、メンソールとか買うからな!勝手にするからな!と逆切れ。そしてドタドタと歩いて行った。なんなんだ、このやり取りは。(笑)
家で主人公手作りのカレーを食べ終わる。さっきの薬局でのことを話す。
「こんなに自分が自分じゃなくなるみたいな感覚、初めてなんだから仕方ないだろ。」
「俺、その・・・お前のことになると、なんか調子狂うっていうか・・・うまくできないんだよ。」
「・・・好き・・・なんだよ。」
正直に自分の感じたこととか思ってることとかを相手に伝えるって、すごいな~。キュンとする。
舞い上がってごめんって言って、「ね、キスしていい?」って。
ベッドへ移動して、いちゃいちゃタイムへ。
スースーのせいで強制終了
久幸は主人公を脱がせようとするものの、どうやればいいか分からず、「俺の経験値の問題だ。ごめん。」ってあきらめる。
脱いだ主人公の姿を見て
「ふおお~!!!!あ、ごめん。声に出た。」って。リアクションが大きい!(笑)
2人とも心臓の音が速くて「へへへ。同じだね。」と笑う。微笑ましいやり取りにほっこり。
そろそろいいかなってことで、薬局で買ったのを持ってくる。メンソールのやつを。
主人公が助け舟を出そうとするけど、断って久幸は1人頑張る。でも「あ~、ダメだ。」と断念。
「落ち込むよ!落ち込む!落ち込ませて!」という状態の久幸を、主人公は撫でる。
「告白してよかった。」
「俺も好き。」
泣きそうな声で「キスしていい?」って。かわいいな(笑)
「ちゅっ。ちゅっ。たくさんキスする。ちゅっ。ん~ちゅっ。」ふふふって久幸が途中で笑いつつ。わ~(*ノ▽ノ)
「キス、お前から、してもいいんだぞ。」
トラック6。唸り声を上げる久幸。
情けない自分に落ち込み続ける。
「情けない男!あ~心の中で俺は一生これから三角座りをして生きるんだ。」
「今実際にやったら全裸で面白いことになるだろうが!」
「だからっていちいち服着てやるのも、面白いことになるだろうが!」って、騒がしい(笑)
主人公になぐさめられて、「撫でるなよ!」って。そしてまた唸り始める。
主人公が相手で良かったと言う久幸。
「キス、お前から、してもいいんだぞ。」
「して。」
「キスして。」って主人公に甘える。
落ち込んで唸ってたかと思えば、騒がしくツッコミ、それからまた唸って、そんで甘えるって。感情のままにコロコロ変わっていって無邪気というかなんというか。あ、かわいいんだな、これは。うん、胸きゅんしとこう。
それから腕枕する。
「お前ってかわいいよな~」とつぶやいた久幸に、かわいいと言う主人公。
久幸は、かわいいじゃなくてかっこいいって言われたかったけど俺はカッコ悪い、と言って落ち込む。そんな久幸を主人公は撫でる。
「頭撫でるなって!」と怒る久幸。でもすぐに「なごむ。ありがと。」って。そうは言いつつ、また久幸は落ち込むのであった。
初恋が実ったことを喜ぶ久幸
トラック7。朝。
起きた久幸は自分が裸で主人公が服を着ていることに気付く。お風呂に一緒に入るべきかどうかあれこれ考えを口にする久幸。
初恋は実らないと言うけど俺は実ったと話し始める。久幸の初恋の相手は主人公。
「これからも好きでいてくれる?」
主人公の答えに対して「そっか。ありがと。」ってささやく。主人公にも聞かれて
「うん。好きでいる。」
「ずっとずっと大切にする。ちゅっ。」って言った後、久幸は嬉しそうに笑う。
優しい声でささやくのがいい!穏やかな気持ちになる。ほっこり胸きゅん♪
へこむし、プロポーズみたいなことを言うし、キスして笑う
トラック8。いちゃいちゃタイム。
今度はスースーしないからきっと平気だと言う久幸。
あーだこーだで本人としては納得がいかずに、落ち込む。
「少し、へこませて。」と言って、唸る。それから「ほんとにほっとくなよ!」って。主人公はどうすりゃいいんだ(笑)
主人公に撫でられて「撫でるなよ~!」と怒る。かわいいと言う主人公に「かわいいってなんだよ。こんなに落ち込んでるのに。」って。久幸はめんどくさ・・・あ、繊細。繊細さに胸きゅんしとこかな。
久幸は、うまくいかないことを反省。「許してくださ~い。」の、言い方。口をすぼめた感じの声で、かわいい。
初めてだったとか、もっとうまくなるとか、期待しててくれよなとかいろいろ言う。それを受け止めてくれてる主人公に対して
「ほんとにお前で良かった。これからもよろしくお願いします。」って言う。
主人公に見つめられて、見つめるなよ!とツッコミを入れるが、主人公が嬉しいのだと分かると納得して落ち着く。
そして静かに「ずっと俺のそばにいてください。」と言った後すぐ「違うし!プロポーズとかじゃないし!」って焦る。
本気で好きだからと真面目なトーンで言う。主人公の反応に不満気な久幸。
主人公の言葉に対して「おう!そっか。両想いだもんな。つか、俺たち付き合ってるんだもんな。」と同意。
ちゅってして笑って、ちゅってして「好き、だよ。」って言ってから笑って、そしてまたちゅって、なんだかんだで2人はいちゃいちゃするのであった。
まとめ
トラック1から騒がしい・・・いや、元気!元気な久幸。そこがいい!
音量の幅が広い。ビックリする。聞きながら、うとうとするなんて無理。それがこの作品の良さ!
そしてところどころで思ったのが、忙しいな、久幸!である。
落ち込んでたのかと思いきや大きな声でツッコミ、そうかと思いきや急にトーンが変わって好きとか言い出す。このまま甘い感じになるのかと思ったら、また元気よくツッコミを入れて、でも最終的には甘い感じにまとまるっていう。
ハート鷲掴まれポイント
感情や思ってることを隠さず、その都度口に出すところがかわいい。
元気の良いツッコミ。
朗らかで明るい性格と、声。
がっかりな久幸。
残念な久幸。