静かに話すから、いい意味で眠たくなってくる。
驚いて大声を上げたり、テンションが上がって早口になったりってことが無い。
寝る前に聞くのは、YES×NO3と、この作品が多い。
落ち着いた話し方は変わらないのに、彼女に対しての気持ちとか伝わってきてキュンキュンしまくった。
淡々としながらも、彼女に積極的だし。
胸きゅんした部分を書き記していく。ネタバレあり。
DYNAMIC CHORD love U kiss series vol.5 珠洲乃千哉の内容紹介
イラスト:冨士原良
レーベル:honeybee black
トラックリスト
01:約束
02:心の距離
03:for you
04:少しの意地悪
05:甘い香り
06:おそろい
我々を胸きゅんさせてくれる登場人物
♀主人公 声:無し
♂珠洲乃千哉(20) 声:岡本信彦
主人公は大学生でお嬢様。ちょっと世間知らずなところがある。
千哉はバンドのギタリスト。
2人は付き合っている。
ニヤけまくりの胸きゅんポイント(私個人の)
声が、静かところがすごく好き!
敬語を使ってるから誠実さも感じられるし。
ボソっと言う独り言にキュンキュンする。
控え目なところもありつつ、積極的なところもあって、そこにやられる!
落ち着いた話し方で愛を伝えられると、これほどまでに威力があるのか。
何度も、してやられたわ。
声の心地よさを味わっていると、だんだんゆったりした気持ちになって眠りに誘われる。
しかし、じっくりと言葉を聞いていると、ものすごくキュンキュンする作品だ(*ノ▽ノ)
それでは、完全なる独断と個人的な趣味による胸きゅんネタバレの開始。
千哉のつぶやき
トラック1。楽屋裏で千哉が深呼吸をしていると、彼女がやって来た。
彼女に迷惑かと聞かれて、そんなことは無いと答える千哉。
「あなたは、僕をからかったりしないから。そばにいてもらっても大丈夫です。」
「むしろ来てくれてうれしいです。」
「あなたの顔を見ると、落ち着くから。」って。キュンキュン♪
もうちょっとそばにいてと頼む千哉に彼女が答えると
「良かった~。」と小さくつぶやいてから「ありがとうございます。」って。
かわいい!
彼女を隣に座らせると
「けっこう、近いな。」と小さくつぶやく。わ~、このかわいい反応がたまらない!キュンキュンする!
彼女に、緊張していることを話す千哉。
「本当は、こんな弱気になっているところを、あなたに見せるべきじゃないって分かってるのに、あなたのそばにいると、本音を隠せなくなる。」
「情けなくて、すいません。」って。胸きゅん♪
千哉は彼女に手を握られて驚く。はげます彼女に対して、さっきよりも優しい声のトーンで
「ありがとうございます。」
「あなたに大丈夫って言ってもらえると、安心します。」って言う。ああ~この穏やかな空気がいい!好き!
おまもり
「もしよかったら、もう少し欲張ってもいいですか?」
「その・・・少し後ろを・・・向いてもらいたいです。少しの間だけでいいので。」
控え目なお願いの仕方にキュンキュン♪
彼女が後ろを向くと「ありがとうございます。」とお礼を言って
「それじゃあ、失礼します。」
「驚きましたか?すいません。」
「でも、ちょっとだけ、こうさせてください。」って。わ~(*ノ▽ノ)
「あなたが、どれだけ他のバンドに心を奪われても構いません。」
「その後、僕たちの演奏で、あなたの心を引き戻してみせますから。必ず。」
静かに話しているのに、言ってることは熱い。かっこいい!(*ノ▽ノ)
胸の内はこんなに熱い思いを持ってライブに挑んでいるんだなんて。胸きゅん♪
「あの・・・」と彼女に呼びかけて「ちゅっ。」って。わお!(*ノ▽ノ)
「驚きましたか?すいません。」
「何度もうなずいてくれるあなたがかわいくて、つい。」ってあわてた感じになる千哉。
「でも困ったな。耳にしただけじゃ足りない。」
「唇にも、していいですか?」と言い出す。キュンキュンが止まらないよ!
顔が真っ赤になった彼女を少し笑ってから
「それじゃあ・・・ちゅっ。・・・ありがとうございます。」
「何より勇気が出るお守りだ。」とささやく。胸きゅん(*ノ▽ノ)
そして彼女は客席へ、千哉は楽屋へ戻る。
彼女に頼まれて敬語をやめてみる千哉
トラック2。千哉の練習が終わるのを待っていた彼女。
カフェラテとスコーンを目の前にしてうれしそうにする彼女を見て、千哉は待たせすぎたことを謝る。
お互いを待っている時間は幸せだと話す2人。ほのぼの~。ほっこり胸きゅん♪
千哉がバンドの話をする。
メンバーには敬語を使ってない話になって、彼女は千哉にタメ口で話してほしいと頼む。
でも、それは無理だと答える千哉。
「僕は、あなたのことは特別な存在だと思っているので、だからちゃんと敬いたいって思っているから、その、安易に気安い態度を取れないっていうか・・・だから・・・」
あわあわなっちゃってる(笑)かわいい。彼女が特別で、敬いたいからタメ口を使えないだなんて。いい。すごく、いい!
彼女にお願いされて根負けした千哉は
「じゃあ、敬語をやめてみます。」
「いいですか。・・それじゃあ・・・・いきますよ。」
「あの、さ。」
意を決した感じでタメ口を使い始める。恐る恐る「あの、さ」って話し始めるところがたまらない!(*ノ▽ノ)
いろいろ彼女に感謝してることを伝える。
「僕に出来る精一杯で、あなたのことを大事にしたいって思ってるよ。だから安心して。」
と言い終わって、はぁ~って息を吐いてから
「以上、こんな感じでしょうか。」って。タメ口終了(笑)かわいい。胸きゅん♪
聞き分けのない彼女に対して
千哉のタメ口を聞いていた彼女は感動する。
「もうこれ以上はやりませんからね。今のだけでもう、かなり緊張したんですから。」
千哉は断固として拒絶。それでも彼女は、おねだりをやめない。
「あんまりそうやって聞き分けのないことを言うと・・・ちゅっ。・・・こうしますよ。」
「ようやくおとなしくなりましたね。」って。わ~(*ノ▽ノ)
千哉は、敬語を使うからって距離が遠いわけじゃない、彼女のことは大事に思ってる、と話す。
「だから、今のままの僕を、受け入れてもらいたいです。」
「いい・・ですか?」
控え目に、いいかどうか彼女に聞くのってキュンキュンするわ~。
で、千哉は彼女に、人前でこういうことをしたのは内緒にしてと頼む。了承する彼女。かわいい♪
「これを食べ終わったら、今日のデートに出かけましょうか。」
「このお菓子に負けないくらい、甘い時間を過ごしましょうね。」とささやく。
静かな言い方と、言ってる内容が甘いのとで、もうキュンキュンがすごい!わ~(*ノ▽ノ)
甘やかす
トラック3。2人は料理をしている。
キッチンが狭いからオーブンの様子をのぞく時に、距離が近くなってしまうことを千哉が謝る。
「あの、どうして距離を詰めてくるんですか?」
「僕に甘えようとしてくれてるんでしょうか。だとしたら、嬉しいですけど。」
千哉は遠慮がちに言う。ニヤニヤするわ~。
「あの・・・!」
「いいですよ。いくらでも甘えてもらって。」
「あなたに頼られるのは、嬉しいことですから。」
「料理を教えてくれたお返しに、たくさんあなたを甘やかします。」
「ちゅっ。ちゅっ。・・・あなたの肌は、柔らかい。・・・ちゅっ。」
「ダメですね。あなたを甘やかそうとしてるのに、僕が甘やかされてるみたいだ。」
いちゃいちゃしてる~。わ~(*ノ▽ノ)
で、オーブンのことを思い出すのが遅くて、ドリアが焦げてしまった。あーだこーだ話した後、
「それで、今の続きは、その後で、ゆっくりしませんか?」
「今日は、まだまだ長いですから。ね?」ってささやく。あらま~(*ノ▽ノ)ドキドキ
彼女が魅力的だから友人に紹介したくないという千哉
トラック4。図書室で千哉にいきなり声を掛けられて驚いた彼女は本を落とす。
彼女に謝り、落ちた本を拾って彼女に手渡す。その本について話し始める2人。
あーだこーだ話してて、千哉の学校に行ってみたいという彼女。
「あなたは魅力的な人だから、その~・・・友人達が変な気を起こさないか心配なんです。」
「何より心配なのは、あなたが自分自身の魅力に気づいてくれてないこと、かな。」
「もっと自分の価値を自覚してください。あなたは誰よりもかわいいんだって。ん~・・分かりましたか?」
「ダメです。ちゃんとうなずいてくれないと。」
静かな言い方で、すごいことを言うね~。聞いててこっちが恥ずかしくなってくるわ(*ノ▽ノ)
彼女を困らせたい
彼女がうなずくと「はい、それでいいですよ。」と満足そうな千哉。
「素直なところもかわいいですね。ちゅっ。」わお~図書室で!?大胆!
「すみません。こんな場所でこんなことをするのは、はしたないって分かってます。」
「でも、今したかったんです。」
2人しかいないから大丈夫だと言って、千哉は続ける。
「だから黙って僕のキスを受け続けてください。」
「声を出したらダメですよ。ちゅっ。ちゅっ。」
ドキドキして、もっと彼女が欲しくなるって言い出す千哉。わ~(*ノ▽ノ)
そっと「僕、意地悪でしょうか?」とささやいて、その後すぐ謝ったかと思ったら、
「でも・・・止められない!」って声が少し強くなる。
「もっとあなたを困らせてみたいっていう気持ちが、抑えきれないんです。」わ~(*ノ▽ノ)
「あとで、どれだけ叱ってくれてもいいです。」
「僕のことを、たくさん感じ取ってください。ちゅっ。ちゅっ。」って。あらま~(*ノ▽ノ)
「僕があなたをその気にさせますから。」
トラック5。千哉は編曲作業をしている。
作業を終えると、千哉は彼女のそばに行って
「あの、あなたに触れても構いませんか?」と控え目に聞く。
了承してくれた彼女にお礼を言ってから、「それじゃあ・・・ちゅっ。」って。
驚く彼女。
「唇で触れられるとは思いませんでしたか?」
「ごめんなさい。」
そして、彼女から漂う香りに対して
「どうして、こんなに甘い香りがするんだろう。僕のこと、誘ってくれているから、ですか?」とささやく。胸きゅん。
「あなたにその気が無くても、僕があなたをその気にさせますから。」
どうやって?と彼女に聞かれて
「ちゅっ。こうやって、です。」って。敬語で声は静かで控え目なのに、積極的にせまっているところがたまらない!キュンキュンする!
「逃げないで。」とささやく。わ~(*ノ▽ノ)
千哉はさらに彼女にせまる!
「あなたのことは、本当に大事にしたいと思ってる。」
「だから、あなたも僕に、こたえてください。僕を、たくさん求めてください。いい・・ですか?」
彼女の答えを聞いて、安心した千哉。
「今夜はたくさんあなたにキスをします。あなたの全てがほしいから。」
「僕のことだけを見ていてください。ちゅっ。ちゅっ。」
「ちゅっ。ちゅっ。いい・・ですね?」
なにこれ~!キュンキュンしっぱなしだ!(*ノ▽ノ)
痕をおそろいにする
トラック6。朝になって起きる2人。
千哉は朝食の準備は自分がするから、もう少し寝てていいと彼女に言う。
彼女に無理を強いた自覚がある千哉は
「やっぱり、残ってる。」とつぶやいて謝る。
「服で隠れる場所ではあるんですが、痕を、残してしまいました。」
「そんなに強くしたつもりは無かったんだけどな・・。」って。わわわ~(*ノ▽ノ)
喜んでる彼女の反応に、戸惑いながらも良しとする千哉。
いきなり彼女は千哉に飛びつく。彼女も千哉に痕をつけて、おそろいにしたかった、と。
下を向いていた彼女に顔を上げさせると、千哉は
「ちゅっ。今のは、おはようのキスです。」って。キュンキュン。
「あなたとこうして朝を迎えられて、うれしい。」
「あなたと2人の朝は、いつも幸せだから。」って優しくささやく。ほっこり胸きゅん♪
それから千哉は静かに
「あらためて、おはようございます。」
「今日も2人でたくさん、キスしましょうね。」
と彼女に言うのであった。
まとめ
寝る前に聞くと、安眠出来る。起きてる時に聞くと、ゆったりした気持ちになっていく。
音が大きくなるところが無くて、寝る間際に聞くのにピッタリ。
「いい・・・ですか?」「いい・・ですね。」の、あの絶妙な空白。胸きゅんさせるテクニックなのか!?
「すみません。」って謝っているのも、キュンキュンする。なぜなら、彼女にくっついたりして彼女を驚かせた時に謝ってるから。
ツンデレのあの千哉もいっぱいキュンキュンとニヤニヤしたけど、この作品は、穏やかな気持ちにもなれるから、好きだな~。
おすすめポイント
声。
静かで落ち着きのある話し方。
彼女を「あなた」と呼び、彼女に敬語。
ボソっと言う独り言。
「いい・・・ですか。」の、「いい」で少し間をあけてから「ですか」を言う、この感じ。
静かな言い方なのに、積極的に彼女へ気持ちを伝えたり、大胆になるところ。