オネエ口調にキュンキュンさせられるとは思わなかった。
あ、オネエ口調だからってわけじゃないか。言ってることが甘いからキュンキュンしたのか。あははは。
同性(女)の親友みたいなところもあるし、愛の言葉をいっぱいささやいてくれる旦那さま(トラック1では彼氏)でもある。
親友でもあり最愛の人でもあるという、いいとこ取り!
オネエの旦那、すごくいい!!
胸きゅんした部分を書き記していく。ネタバレあり。
旦那さまシリーズ Vol.6 野獣旦那さま オネエのカレシにとろかされる夜の内容紹介
イラスト:アオイ冬子
シナリオ:伽月るーこ
レーベル:Strawberry Cats
トラックリスト
01:プロポーズ:一緒にいたいの
02:甘やかしたいの
03:かわいがりたいの
04:ひとりじめしてくれるの?
05:俺になっても愛してる
06:終わらない愛をあげる
我々を胸きゅんさせてくれる登場人物
♀主人公 声:無し
♂霧谷脩士(26) 声:佐和真中
脩士は怜士という双子の兄がいる。口調がオネエ。女子高で養護教諭をしている。
主人公は脩士の兄の怜士と同じ部署で働いている。手先が不器用。
2人は付き合って3年。
ニヤけまくりの胸きゅんポイント(私個人の)
2人のスレ違いのような感じの言い合いが微笑ましかった~。
主人公のドレス姿を見たいと思ってるのに、主人公の方は脩士がドレスを着るから自分はタキシードを着る覚悟をしてるとか、主人公は合コンに行ったことを怒ってるんじゃなくて男言葉を聞いたことがないことに怒ってるっていう。
それと、脩士が合コンに誘われた時の、電話相手との会話が聞いてて楽しかった~(笑)
あと、くすぐりあいをするところ!これはたまらなかった!聞いててニコニコした。
「今まで言えなかった大事な言葉を、あんたに送るわ。」とかの甘い言葉もファンタスティック胸きゅんだったし。
どうしよ、どこもかしこも、キュンキュンする。
それでは、完全なる独断と個人的な趣味による胸きゅんネタバレの開始。
主人公のことで兄に嫉妬する脩士
トラック1。脩士は、兄の怜士と電話であーだこーだ話している。
怜士が旅行のため脩士が猫の面倒をみている。←猫のいちごの鳴き声がかわいい~。ほっこり~。
脩士が話してる途中で、怜士は電話を切った。脩士は
「奥さんが起きたからって、いきなり切ることないでしょ~!」←奥さんを最優先する怜士にキュンキュン♪
猫に話しかける脩士を見て、主人公が笑う。仕事が忙しい主人公を脩士は心配していろいろ言う。
「今日は来てくれて嬉しかった。会えると思ってなかったから、余計にね。」
「アタシだって会いたかったんだから。」とささやく脩士。←胸きゅん♪
怜士と主人公が同じ部署で働いていることに対して
「これが運命だったら、その糸はアタシにつながってて欲しいって思うのもしょうがないじゃない。」って。←キュンキュン♪
主人公は笑いながら脩士をかわいいって言う。
「アタシはね、年甲斐もなく双子の兄貴に嫉妬してる自分が恥ずかしいのよ?」←あら~。キュンとするわ~。
かわいいって言い合う2人
こういうことを主人公に言ってしまってる自分はカッコ悪いから、かわいくなんてないって、脩士は言う。
それでも主人公は脩士をかわいいって言うから
「まだ言うか!まったくもう、理解できないわっ!」←理解できないわ、の言い方!(笑)
「アタシは・・」と言いかけた時、主人公が「ちゅっ。」って。
「不意打ちでするなんて・・ズルいじゃない。」
「ダメじゃないから困るのよ。」
「逃げちゃダメよ。」ってことで、続ける2人。
主人公の顔を見て、脩士は
「かわいいっていうのは、あんたの今みたいな顔の事を言うのよ。」って。←キュンキュンする~(*ノ▽ノ)
プロポーズ
「いつも一生懸命なあんたが好きよ。」
「何があっても、あきらめずに頑張るあんたが好き。」
「ちゃんと話を聞いてくれるところも、さっきみたいにカッコ悪いアタシをかわいいいいって言ってくれるところも。」
「それから・・・あ~・・いっぱいあってキスした方が伝わるんじゃないかしら。」←わ~(*ノ▽ノ)
主人公は恥ずかしがる。脩士は、全部本当のことだから恥ずかしくないって言う。真剣なトーンになり
「だから、逃げないでちゃんと聞いて。」って。←おお!
「好きよ。」
「好き。」
「あんたを誰にも渡したくない。」
「いつだって、あんたのつらい時にそばにいるのが、アタシでありたいわ。」
「あんたと、ずっと一緒にいたいの。」←ずっと、を強く言ってて胸きゅん♪
それを聞いた主人公は、私もって答える。
簡単に言ったように聞こえた脩士は、意味が分かって答えたのか主人公に確かめる。
「あー分かってない!」
「あんた全然分かってない。」
「アタシは」と言った後、主人公に近づき、ほとんど息みたいな声で
「結婚したいって言ってるのよ。」って。←わー!!(*ノ▽ノ)
驚く主人公。脩士は、それが分かってたから、今はこの気持ちを知ってくれれば十分って言う。
真っ赤になってる主人公に気付いた脩士。主人公の言葉に対して「いいのよ!今返事しなくても!」とあわあわする。
微笑ましいスレ違いパート1
主人公は、脩士の方がドレスが似合ったらどうしようと心配する。それに対して脩士はすぐに
「心配するとこ、そこ!?」と突っ込みを入れる。←(笑)
脩士は、口調がこうなだけで女装趣味はないことを主人公に伝える。
タキシードを着る覚悟もあるって主人公が言うと、脩士はまたすぐに
「バカ言ってんじゃないわよ。そこはアタシにタキシード着させないさいよ。」と突っ込みを入れる。←2人の仲良いやり取りにほっこり胸きゅん♪
「アタシは、あんたのドレス姿が見たいの!」って。←かわいい~。キュンキュン♪
脩士は主人公に、「あんまりアタシをからかうようなら~・・」と言うものの、先に主人公が攻撃を開始。
主人公にくすぐられて笑う脩士。「仕返しよ~」と言う声と、猫の「にゃ~」という鳴き声が響く。←わ~なにこれ!とんでもなく微笑ましい!!
「あんたが、欲しい。」
トラック2。脩士は、鼻歌まじりに主人公のマニキュアを塗る。
主人公がプルプル震えながらベースコートを塗ってる様子を目撃した脩士は、
「アタシの心臓がおかしくなるところだったのよ。」って言う。←え!(笑)
脩士と主人公は友達期間も含めると10年の付き合いで、脩士のお母さんも主人公を名前で呼ぶほどの仲。それでも主人公は、きちんとしようとしてる。脩士は主人公に
「そういうとこ、あんたらしくて好きよ。」と言う。←胸きゅん♪
高校の時の思い出話をする脩士。主人公の言葉を大切な一言だったとか、双子の兄との違いを出すために口調を変えたとか、そしたら女の子が欲しかった親に気に入られて続けることになった、とか。
「卒業式にあんたを呼び出した時、告白しとけばよかったって、これでも後悔してたのよ。」
優しい声で
「あんたがつらい時にそばにいてあげたいし、あんたが悩んでる時に相談に乗りたい。」
「あんたが頑張りすぎて少し疲れちゃった時は、ちゃ~んと甘やかしてあげたいのよ。」ってそっと言う。←うわ~。包み込むようなあったかい言葉に胸きゅん♪
マニキュアを塗り終える。主人公の喜ぶ姿を見て、脩士は嬉しくなる。そして主人公にご褒美をねだる。
ふふふって笑った後、「あんたが、欲しい。」ってささやく。←言い方がかわいらしくてキュンキュンするー(*ノ▽ノ)
主人公の赤い顔を見て、ちょっと笑って「お顔が真っ赤で、かわいいわね。」って。←キュンキュン♪
かわいい主人公にメロメロ
トラック3。ベッドへ移動し、いちゃいちゃタイムへ。
「食べちゃいたいくらいかわいい。」←(*ノ▽ノ)
「あらあら、ぎゅって抱きついてきて、おねだりの最中に限界?」←(*ノ▽ノ)
「しがみついて、かわいいわね。」←(*ノ▽ノ)
「そんなにアタシのこと、好きなの?」←(*ノ▽ノ)
あーだこーだが終わる。
脩士は思惑通りにいかず、「結局、あんたのかわいさに、やられちゃったわ。」って。←あらら~(*ノ▽ノ)
主人公に
「ほーら。こっちに顔、見せなさい。」
主人公を見た脩士は、「は~」と息を吐いた後
「ちょっと~。」
「何よその、かわいい顔は!」
「だから~。ここで、かっこいいとか言うなんて、状況考えて言ってる?」←聞いててニヤニヤするわ~。
「あのね~今そんなこと言われたら・・。」と困った感じで言う。
脩士は自分の状態に、あーあってなって、
「あともう1回は付き合ってもらうわよ。」
「朝までには、離してもらえるといいわね~。」って。←他人事(笑)
また再開するのであった。
「アタシは、あの子が大事なの!」
トラック4。脩士の携帯に着信が。
「もうちょっと、この子の寝顔見ていたかったのに。」とポツリ。←わー!キュンキュンする!!
電話の相手に、今日結婚して親族だけで式を挙げ、今は新婚旅行中だと説明。そして
「そのアタシを、合コンに誘うなんてどういう神経してるのよ!」と突っ込みを入れる。←え!(笑)
前回の合コンに参加した時
「アタシが男でいたのも、友達のあんたが、お前のオネエ口調面白いから、女の子全部持っていかれる。頼むから極力喋らないでくれって、泣いて言うから、仕方なくそうしたのよ。」って。←え!(笑)
「あのね、口調の問題じゃないの。アタシ、もうフリーじゃないから。結婚して奥さんいるから断ってるの!」←おおお~!
「アタシは、あの子が大事なの!」←あら~!キュンキュン♪
「あの子が嫌がることはしたくないから、金輪際、合コンには誘わないでちょうだいっ!」←ちょうだい、の「いっ!」の言い方(笑)
微笑ましいスレ違いパート2
電話を切り、ため息をついた後、主人公がすでに起きてて、話を聞いてたことを知った脩士は、取り乱す。わーわー騒ぐ。←うるさい(笑)
黙って合コンに行ったことを謝る脩士。男言葉を使ったこと、自分はそれを聞いたことがないのにって怒る主人公。脩士は
「アタシには、アタシのすべてを独り占めしたいって言ってるようにしか聞こえないんだけど・・。」と戸惑う。
主人公の赤い顔を見て、脩士は
「真っ赤にしてるあんたのかわいい顔見てたら、アタシもつられるのよ~。恥ずかしいっ!」
「アタシの方が恥ずかしいわよ!」
「アタシだって、あんたのこと独り占めしたいと思ってるわよ!おんなじ気持ちよ!」って言う。←かわいい2人だな~。胸きゅん♪
「そんな声出して、アタシの名前、呼ばないで。」
「も~。あんたのせいなんだからね。」←あらあら。ニヤニヤ。
何のことか分からない主人公。
脩士は、本当に男口調になっていいのか主人公に確かめる。主人公の答えに、
「もう、まいっちゃう。」とポツリ。
そして声のトーンが変わり「今夜は、アタシじゃなくて、俺があんたを愛していい?」って。←わー!きたー!!
男口調の脩士
トラック5。脩士は声が低くなる。
「言っただろ。怖いって言っても、やめてあげられないって。」と男口調で言った後、「それとも、もう降参?」とオネエの時の声のトーンに戻る。
ほっとした主人公に気付き、脩士はオネエ口調で「でもごめんなさい。アタシにここまでさせて、あんたを愛せないのは割に合わねえって言ってんの。」と後半、男口調っぽくなる。
男口調で、いちゃいちゃタイムへ。
「冗談よって言って、いつもの俺に戻ろうか?」
ささやき声で「大丈夫。いつもと同じように愛してあげるから。言葉に振り回されないで。」って。←(*ノ▽ノ)
脩士は、主人公にキスしていく。
「まずは、額。ちゅっ。」
「それから鼻の頭。ちゅっ。」
「よく赤く染まる頬。ちゅっ。」
「脩ちゃんって俺の名前を呼ぶかわいい唇。ちゅっ。」
主人公がしがみつくと、脩士は
「俺はちゃんといるよ。大丈夫。」
「そばにいる。だから、我慢しないでいいよ。俺も、アタシに戻るから。」
「イヤだなんて言わないで。やっぱり、アタシのままで触れたかったのよ。」と、徐々にオネエ口調に戻していく。
「アタシを選んでくれたあんたと、ずっと一緒にいるわ。約束。」
あーだこーだが終わって、脩士は主人公にご褒美をあげるって言う。
「ほーら。チュウして?ん。」わ~キュンキュン(*ノ▽ノ)
「ちゅっ。よく出来ました。」←(*ノ▽ノ)
静かなトーンで「もうちょっとだけ、このままでいていい?」と主人公にお願いする。
主人公も同じ気持だと分かり、笑う脩士。
「アタシも大好きよ。」
「離すつもりはさらさら無いけど。」
「アタシを選んでくれたあんたと、ずっと一緒にいるわ。」
「約束。ちゅっ。」←わー!キュンキュンが止まらない~(*ノ▽ノ)
途中で口調を戻したことについて話す。そして
「口調が違うだけで、どっちも本当のアタシよ。そのどっちも、カッコいいって受け入れてくれて、ありがとう。」と穏やかな声で言う。←胸きゅん♪
「今まで言えなかった大事な言葉を、あんたに送るわ。」
トラック6。朝。
主人公に、優しく「起きた?」「おはよ。」と声を掛ける脩士。
主人公は脩士に抱きつく。耳が赤くなってる主人公に気付いた脩士は、何が恥ずかしいのか理由を聞く。
目が覚めて、一番に脩ちゃんの顔があって、幸せって答える主人公。
脩士も、幸せって言って笑う。
「不思議ね。ただ一緒にいるだけなのに、夫婦になったって思うと、今まで以上に幸せだと感じるわ。」
「その幸せを、もっともっと積み重ねていきましょうね。」
主人公の言葉に対して、優しく笑った後
「は~い。こちらこそ、末永く、よろしくお願いします。」
「それから、今まで言えなかった大事な言葉を、あんたに送るわ。」
「愛してる。」
「あんたの悩みも苦しみも、全部アタシが・・」と言いかけ、止まる。
主人公のせいでモゴモゴしながら「ちょっと何すんのよー。」って。
全部じゃなくて半分って言う主人公。
それを聞いた脩士は、夫婦になったんだから苦しみや悩みは半分で「幸せと、好きと、愛してるは倍にするって誓ったばかりだったわ。大事なことを教えてくれてありがとう。」と言う。
そして脩士は「アタシに、あんたを食べさせて。」と言った後、優しく笑いかけつつ、主人公といちゃいちゃするのであった。
まとめ
主人公のマニキュアを塗ってあげるとことか、女同士みたいで良かった。
あと、主人公の好きな部分をいっぱい挙げた時、全部主人公の内面だったこと!すごくいい!
顔がかわいいとか、外見で好きなところを言わないところも女っぽいっていうか、オネエだからかな。非常に良かった!
全体的に、ずっと胸きゅんしっぱなし。何気ない会話をしてても、聞いてる間中、薄~くずっとキュンキュンしてた。
甘い言葉を言った時、オネエだからか、聞いててキュンキュンするだけじゃなくて、どこかあったかい気持ちになる。
オネエ口調によって、優しい響きが足されるからかな。
甘い言葉が、ただの甘い言葉じゃないというか。
脩士だからこそのあたたかさが、加わっているのかもしれない。
ハート鷲掴まれポイント
オネエ口調だからこその、コミカルな言い方。
主人公をテンポよく突っ込む仲良いやり取り。
脩士のことを主人公が脩ちゃんって呼んでるのを、聞いてるこっちが認識できる脩士の言葉。
男言葉になった時の声の違い。
親友みたいに仲良さそうなところと、やっぱり夫婦だと思う甘い言葉の数々。
聞いてて、あったかい気持ちになれるところ。
ってかもう、胸きゅんを挙げればキリがない。全部書いてしまう。それくらい、良かった。かわいいし、ほっこりするし、あったかいし、聞いてて癒されるしニコニコするしキュンキュンするし。
特典CDが無いのが悲しい。もっと聞きたい!
続編、出るといいな~。
【追記】
この感想を書いた後も、好きだから何回も聞いてたら、覚えるつもりもないのにセリフを覚えてしまった。それくらい何回も聞いてしまった・・・。だって、オネエ、かわいいんだもの。聞くとニコニコして、明るい気持ちになれるんだもの~!!