絶対に言わないし言われないであろうファンタジーな胸きゅんに慣れてしまうのはいかがなものか。
もっともっと濃いものじゃないと!
私は知らないうちにそうなってしまっていたようだ。この作品を初めて聞いた時の感想を思い出すと、そのことに気づく。
聴き終わった後、物足りなかったから。
でも2回目、3回目、聞いていたら違ってきた。
胸きゅんした部分を書き記していく。ネタバレあり。
かれピロ「大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ」年下彼氏とお買いものデートのあとで編の内容紹介
イラスト:サマミヤアカザ
レーベル:フロンティアワークス
トラックリスト
01:彼とのお買いもの「だから、ここはプレゼントさせて?」
02:自宅で……H「僕が腰動かしたら、そんな余裕なくなるんだから!」
03:ピロートーク「優しいんじゃないよ。……ただ、君を愛してるだけ」
04:君と迎える朝「でも、君とずっと一緒にいたいんだもん」
ステラワース限定版特典CDミニドラマ『after love~やっぱり、もう少し~』
我々を胸きゅんさせてくれる登場人物
♀主人公 声:無し
♂西畑颯太 声:あさぎ夕
颯太は大学4年生。主人公は社会人。
2人は付き合ってもうすぐ2年。
ニヤけまくりの胸きゅんポイント(私個人の)
年下彼氏と言っても、甘えん坊なわけじゃなく、しっかりしている。そこは鈴と似てる。
まだ学生だけど、彼女とのお買い物デートでは彼女にパジャマを買ってあげるし、飲み物もおごってあげる。割り勘じゃない!えらい!!
次の日は大学の講義があって、ちゃんと出席したいから、彼女の家に泊まりたいのをガマンする。えらい!!
デートは、ごく普通の感じで微笑ましい。試着室へ2人で入るけど、抱き締めるだけで、その先へエスカレートすることはない。えらい!!
お買い物中は、彼氏である颯太も積極的にパジャマ選びを楽しんでいるのがいい。なんでもかんでも「かわいい。似合う。」とか言ってるわけじゃないところがいい。
それでは、完全なる独断と個人的な趣味による胸きゅんネタバレの開始。
抱き心地も試す颯太
お揃いのパジャマを選ぶ。
パジャマを試着する彼女。彼女のパジャマ姿を見て、颯太は「かわいい。」と言う。
そして、なぜか「僕もいったん中へ入る」と言って、試着室へ(笑)
「これは一緒に寝る時に着る服なんだよ。だから抱き心地も重要なの!」と言って、彼女を抱き締める。
「ふわふわで最高!」
そのパジャマを買うことに。
彼女の口の端に付いたクリームをキスで取る
お揃いのパジャマが念願だった颯太は、彼女の分もパジャマを買ってプレゼントした。
休憩で、チョコレートドリンクを彼女におごる。
「ね。一口ちょうだい。」颯太は彼女のドリンクを味見。微笑ましいデートだな~♪
「あれ?君、口の端にクリーム付いてるよ。」颯太は、彼女に付いてるクリームを
「僕がこうやって取ってあげたいの。ちゅっ。」
彼女に「びっくりした?」って笑いながら聞いて
「だって、したくなっちゃったんだもん。」って。かわいいな~キュン♪
彼女について行きたがる
彼女が1人でお店を見に行こうとする。
「まだまだ君と一緒にいたいもん。ね?一緒に行かせて。」かわいいな~キュン♪
彼女が行きたいのが下着屋さんだと聞いて、ひるむ颯太。
「いや、やめない。一緒に行くよ。男に二言はない!」というものの、男が下着屋さんに入っていいものか不安になる。
ドリンクを飲み終わると
「君も飲み終わった?捨てとくからちょうだい。」彼女の分も捨ててあげるって、紳士だな~胸きゅん♪
深呼吸をして意を決して下着屋さんに入る颯太がかわいい(笑)
彼女の部屋着姿にメロメロ
買い物が終わって彼女の家へ。
部屋着に着替えた彼女を見た颯太は
「やっぱり僕、君のそういう格好、好きだな。」
家だけの姿を見られるのは彼氏の特権だと言って喜ぶ。胸きゅん。
「こっち座って。雑誌一緒に見よ?」仲良く雑誌を見る2人。
「ごめん。やっぱり無理だ。」そう言って、ちょっと笑ってから「抱き締めちゃった。」って。わ~(*ノ▽ノ)
彼女の部屋着姿を目の前にしたらガマン出来なくなった、と。
彼女に甘える
「甘えん坊なのは、君の前でだけです~。」とスネた感じで言う颯太。かわいい。
「他の誰も僕のこんな姿、知らないもん。」
「ね。君からもギュ~ってして?」かわいい。胸きゅん♪
彼女にギュ~ってしてもらった颯太は
「は~。幸せ~。ず~っとこうしてくっついていたい。」
彼女に頭をなでてもらったりして、いちゃいちゃタイムへ。
「君を守る」って力強く言う
あーだこーだあった直後。
「無理無理。僕、今体力ゼロだもん。君の上から動けないよ。」
覆いかぶさったままでいようとしたけど、彼女の反応を見て
「え~。死なれるのは困る。」って言って離れる颯太。
このやり取り、2人ともかわいいな~胸きゅん(*ノ▽ノ)
あーだこーだの感想を彼女が言うと
「なら良かった。ギュ~っ。」って。ギュ~と声に出して言うところがかわいい。キュン♪
彼女に腕枕。
「僕、君に腕枕するの大好きなんだ。」
「なんだか、君の全身を包み込めてるような気がして、君のこと守ってるような気持ちになる。」
「僕だって男だもん。君のこと、守りたいよ。」優しさと頼りになる感じに胸きゅん♪
特撮もののヒーローの話しをする。実際は怖くて足がすくむだろうなって言ってから
「でもね、僕、君を守るためなら、どんな恐怖にも打ち勝ってみせる。」
お、男らしい!かっこいい!
「いつでも頼ってよ。僕、君のためなら、なんだってするから。」
「優しいんじゃないよ。ただ、君を愛してるだけ。」きゃ~(*ノ▽ノ)
彼女をかいがいしくお世話する
喉が乾いたと言って颯太はお茶を飲みに行く。冷蔵庫を開け、彼女の分をコップに注ぎ、持って来て彼女に渡す。
「飲んだ?じゃあコップかして。」彼女が飲んだ後のコップも片付けてあげるなんて、優しいな~。胸きゅん。
眠そうな彼女に、「そのまま寝てもいいよ」って言う颯太。カギは掛けてポストに返しとくからって。ほんと、優しいな~。
帰ろうとする颯太を見て寂しそうにする彼女。
「そんな寂しそうな顔しないで。出ていけなくなっちゃうでしょ。」胸きゅん♪
来週の土曜日にはまた会える、帰ったら連絡するって言って彼女をなだめる。
「ほら、お布団掛けてあげる。」優しい。胸きゅん♪
「あとでお風呂入ってね。いい?」
お父さんみたいになってることに笑う2人。
念願が叶うことに喜ぶ颯太
颯太が帰ろうとしていたところへ、講義が休講になったという連絡が入る。
泊まれることになった颯太は彼女と一緒にお風呂に入りたいって言う。
「それで、あのパジャマ、一緒に着よう!」
念願だったお揃いのパジャマにテンションが上がってる颯太がかわいい。
「あのパジャマを着た君、ふわふわで抱き心地いいんだろうな~。」
「もしかしたら僕、君にくっついて離れられなくなるかも。」(*ノ▽ノ)
「あ、確かに。それはいつものことだった。」
「寝る時も、また腕枕してあげるね。それで、朝までぐっすり寝よう。」
「ね、こっち向いて。・・・・ちゅっ。」(*ノ▽ノ)
「大好きだよ。この先も、ず~っと!」(*ノ▽ノ)
怒涛の胸きゅんラッシュだ~!わ~!!
世界一幸せな朝ごはん
朝になって起きると、朝ごはんのにおい。それプラス、彼女のエプロン姿にテンションが上がって目が覚めた颯太。
「へ~。ほ~。う~ん。なるほど~。」
エプロンを着ている彼女を堪能する(笑)
朝ごはんをテーブルに運びながら「僕って世界一の幸せ者かも。」とポツリ。
彼女に聞き返されて「何でもな~い。」とごまかす。微笑ましい。
おいしいと言いながら朝ごはんを食べる。
朝ごはんでの2人のやり取りが穏やか。聞いてて癒やされるわ~。
彼女に印を付ける
もう少しゆっくりすることに。颯太は彼女を抱き締める。
彼女の柔らかさにやられてしまった颯太は、「朝からごめんね。」と謝り、いちゃいちゃタイムへ。
あーだこーだが終わった後。
いちゃいちゃする度に彼女への想いが強くなっていくのを感じた颯太。
「もっともっと君のこと、好きになってく。ほんと、困っちゃうな。」
そして颯太は彼女にお願いする。
「君が僕の彼女だって印、付けたいなと思って。ダメかな?」
彼女にオッケーをもらい、颯太は印を付けた。
「これならすぐには消えないよね。この場所なら服着ててもバッチリ見えそう。」
「いつもは見えないところにするけどさ。たまにはいいでしょ?」と笑う。わ~(*ノ▽ノ)
彼女に腕枕をしながら、
「夢の中でも、君と一緒にいたいな~。」って。かわいいこと言うな~。
少しだけ寝ることにした2人。
「ちゅっ。おやすみ。君のこと、だ~い好きだよ。」
颯太は優しい声でささやくのであった。
まとめ
素朴な2人が、いい感じだな~。
彼女が社会人で年上、彼氏が年下で大学生っていう設定で、声があさぎ夕さんといえば「彼と添い寝でしたいコトぜんぶ 藤木空」が思い浮かんだ。藤木空の振り切った甘い感じに、聞いてて相当胸きゅんした。
この作品では、私的には胸きゅんが少な目。胸きゅんとしては、薄味な感じ。
こういうCDを聞く時に毎回、めっちゃくちゃに胸きゅんしたいわけでもないかもな~って、これを聞いてて思った。
ファンタスティック胸きゅんしたければ、そういう作品を選べばいいんだから。
毎回こってりした味付け濃い目が食べたいわけでない。
あっさりしたすまし汁で、だしの優しい風味をゆったりした気持ちで味わうのもいいもんだな~ってことに気付かせてくれた。
薄味の良さを思い出させてくれた、そんな作品である。
おすすめポイント
リアルで平凡なデートの様子が微笑ましい。
彼氏が、ちゃんと買い物を楽しんでいるところ。
彼女にギュ~っとするところとギュ~っとしてっておねだりするところ。
彼女に対する力強い言葉と包容力。