2巻は切なかったです。
なので、一緒に収録されている『アフタークリスマス』に救われましたww
顔を赤らめたり、無抵抗でメガネをはずされる菊池がかわいくて(ニヤニヤ)
パーカーにリュックにメガネ。
素朴なところにもズキューン!!
ここからはshare最新刊のあらすじや結末のネタバレを含む感想です
和哉が理央に、はると付き合ってるのか聞くシーンがあるんですけれども。
「やっと言った」と思っている人が2人。
寧々と理央。
ちょっと笑ってしまいましたw
明日記と史郎を見つめ合って微笑む様子を見た時のはるのモノローグが切なかったです。
「この人たちはもう・・・長くは一緒にいられないんだ」
気持ちがすれ違って別れてしまうわけではなくて。
今生の別れ。
それが近い、と。
はるを家まで理央が送っていきます。
抱きしめて。
はるが理央にコートを返して。
1コマずつ、2人の顔のアップがあって。
次のページ。
2人のくちびるがくっつてました。
どっちから!?
数ページ先の、はるのモノローグで理央からだと分かりました。
和哉が目撃。
この顔は、怒ってますね。
和哉が理央に、はるの気持ちを言ってしまいます。
理央は帰らず、岩倉の元へ。
はるは岩倉に頼まれて、理央の着替えを持って行くことに。
はるは、見せつけられてしまいまして。
理央が家に戻った時には、はるが出ていった後でした~。
ここで2巻終わり。
「ごあいさつ」のところに、結末がどうなるかわからないと書いてあります。
結末は決めていたそうなんですが、ひっくり返そうかと思ったり、作者すらもどうなるか分からない、と。
7話の最後のコマの「私たちの進む道は 決定的に別れ始めていた」を読んだ時に、それはイヤだ~と思っていました。
ハッピーエンドじゃないかもしれない!?
私が思うハッピーエンドは、はると理央がくっつくことです。
くっつかないかもしれないわけですよ。
絶対に、くっついてほしい!
はると理央の幸せな笑顔、結婚式とか子供が生まれるとか、そういう幸せいっぱいのシーンを見て、読み終わりたいわけですよ。
なので、誰かなんとかしておくれ。寧々がどうにかしておくれ~と思いましたww
ところが、8話を読んだ時に、気持ちが変わりました。
理央と岩倉のそういうシーンを見てしまったことを寧々に話している時の、はるの発言で。
立ち上がった寧々の腕をつかんでいるコマでの発言です。
理央は岩倉と仲良くやっている。
前から理央と岩倉の関係を知っていた。
そして、はるはショックで泣くだけでした。
ここのシーンを見た時に、はるは納得したんだな~と。
理央が、はるが見てたことを知りまして。
岩倉が仕組んだことを知っても責めません。
自分が岩倉にそうさせたと言ってます。
だけどはるは何も悪くないと言います。
「曖昧なことは曖昧なまま受け止めるのが好きだ」という理央のモノローグがありましたけども。
曖昧なままの心地よさを手放したくなかったから、はるとこうなってしまったし、岩倉にそうさせてしまった。
ある意味、理央のこの状況に納得してるのかな、と。
share最新刊の感想が続きます
理央が部屋の中で立ちつくしている場面で、2巻終わりってなった時に思ったことがあります。
ここで「fin」となっていても、いいのかもしれないなって。
はるは理央のところで心を休めて、巣立って行った。
理央も、はるとの別れで学び、「曖昧なまま」でいることはもうやめることにした、みたいな。
くっつくことだけがハッピーエンドじゃない!
「結婚だけが前じゃない」を思い出しますけどもww
そんな感想を持ちました。
しかし、実際は最終話でもなんでもなく。
あとがきに、まだ続くと書いてありますので。
ここで終わりでもいいかもなんて書きましたが、強がりです。
少女漫画の王道の、シンプルなハッピーエンド、大歓迎ですから!
続きが早く読みたいです。